学校法人「滋賀学園」(森美和子理事長、滋賀県東近江市)は11月25日、運営する滋賀学園高校に2024年4月、看護科(3年)・看護専攻科(2年)を設置する構想を発表した。
看護師不足に対応するため。5年一貫教育で高校に看護師を養成する学科が設置されれば、滋賀県内初という。
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滋賀学園は人材育成で貢献するため、東近江医療圏(東近江市、近江八幡市、竜王町、日野町)の医療提供体制の確保などを目的に今春できた地域医療連携推進法人「東近江メディカルケアネットワーク」に参画。
2024年3月に閉校する滋賀学園中学の校舎を活用して、看護科・看護専攻科を設けることにした。
構想によると、募集定員は40人。看護科の生徒は高校の校舎で、専攻科の生徒は中学の校舎でそれぞれ学ぶ。
構想によると、募集定員は40人。看護科の生徒は高校の校舎で、専攻科の生徒は中学の校舎でそれぞれ学ぶ。
看護科の3年間で高校卒業の資格が取得でき、受験なしに専攻科に進み、入学から5年目で看護師の国家試験を受験することができる。
看護科設置に伴い、普通科は現在240人の定員を200人にするという。
今後、手続きを経て、文部科学省や滋賀県からの認可を目指す。
森理事長は「看護師になりたいという意欲のある人に来て頂きたい」と話した。
今後、手続きを経て、文部科学省や滋賀県からの認可を目指す。
森理事長は「看護師になりたいという意欲のある人に来て頂きたい」と話した。
滋賀学園
<朝日新聞より>