2022年の聖徳太子薨去(こうきょ)1400年に合わせて、東近江地域のゆかりの社寺を訪れた観光客に提供するランチメニュー「風土(フード)を味わう」シリーズの第2弾「聖徳太子の里御膳」が完成し、1月22日、東近江市湖東地区で関係者にお披露目された。
↑写真:中日新聞より
これは東近江市や愛荘町、多賀町の公立博物館でつくる任意団体「鈴鹿山麓混成博物館」が企画し、県安土城考古博物館(近江八幡市)の元副館長大沼芳幸さんがアドバイザーを務める。
お披露目は、東近江市愛東地区の第1弾の「近江韓流膳」に次ぐ2品目。
築150年の古民家を改修して食堂やサロンを営むNPO「こもれ日小田苅家」(東近江市小田苅町)の井田久美子代表の協力を受け、創作した。
平安時代の書物「聖徳太子伝暦」には、煮物料理や果物のもてなしに喜んだとの伝承があり、地元産のサトイモ「太子芋」の焼き芋や芋煮を中心に、甘味も添えた。納豆にまつわる伝承に基づき、粒の大きい「湖東大豆」を使った納豆の素揚げも作った。
芋煮会で知られる山形県出身の大沼さんは「聖徳太子の時代にはしょうゆがなかったので、自家製のみそで味付けしてあるが、味はいい」と太鼓判を押した。
御膳は、2021年3月13、14日に予定されている歴史文化探訪ツアー「秘仏対面」で提供される。
また、食事だけの予約も受け付けている(日時や人数など要相談)。1食3000円(税込)。予約は井田さん(TEL090―3288―6580)まで。
聖徳太子ゆかりのランチ「近江韓流膳」完成
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/696ecaae9054a4a47e0c299f5b439e12
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問い合せ: 東近江市観光協会(0748ー29ー3920)
<中日新聞より>