東近江市野々宮町(元金屋町)には「森はな」が一代で作った「専修学校八日市高等女子専門学校」があった。
1976年(昭和51年)八日市高等女子専門学校を開校、1984年(昭和59年)に旧八日市市建部町に移転し、八日市女子高等学校に改称。
つまり、1984年(昭和59年)まで東近江市八日市野々宮町のこの地に八日市女子高等学校は存在していたのだ。小さい頃から存在は知っていたが女学校でもあり、中に入ったことがなかった。
その後、私立八日市女子高等学校を経て、現「滋賀学園高校、びわこ学園大学」の礎となっていった場所である。現在は通信制の現、私立「司学館高校」となっている。
創始「森はな」が心血を注いだ八日市女子高等学校(後の滋賀学園)が1984年(昭和59年)に移転してから12年間空校舎になっていたことになる。
今になってみれば小さなこの場所から今日の滋賀学園、びわこ学院大学に雄飛していった歴史的な場所でもある。
【滋賀・近江のは先人第7回】裁縫塾から滋賀学園・びわこ学院大学の創始者・森はな(東近江市)
↑今も当時と同じ細い校舎への道
因みに「司学館高校」は知人が1996年(平成8年)に創設した通信制の高校である。