米原市の山野草愛好家、松永正悟さんが育てている「山野草の展示」が4月21日、JR坂田駅に隣接する「田んぼっ湖カフェ」で始まった。23日(日)まで。
19歳から植物の世話を続ける松永さん。今回の展示では、沢山の品種があり「さまざまな花や葉の形、模様が楽しめるのがいい」と、この10年で特に力を入れるサトイモ科のテンナンショウ30鉢と、ウマノスズクサ科のカンアオイ43鉢を並べた。
花の一部が細く糸状に伸び、浦島太郎が釣り糸を垂らす姿に見立てられるウラシマソウや、雪白の花が咲くハツユキカンアオイなどが目を引く。
自宅ではカンアオイとテンナンショウだけで400鉢ほどを育てる。毎日の世話は大変だが、「芽がどんどん変化していき、花が開くのを見届けるのが楽しい」とほほ笑む。即売会もしている。
<中日新聞より>