長浜市細江町の子どもたちが「青いアメリカザリガニ」を捕獲し、近所の話題となっている。

↑写真:滋賀夕刊新聞より
6月26日夕暮れ、長浜市細江町の森大吾君が近所の伊藤大智君らと一緒に近所の水路で魚を捕まえていたところ、赤いザリガニに混じって青い個体がいるのを発見し、網ですくい上げた。
森君らは日ごろから近所の水路でスッポンやナマズなどさまざまな生き物を捕まえているが、森君は「青いザリガニは初めてでびっくりした」、伊藤君は「何で青色なんやろう。不思議」と話していた。
一般的にザリガニは食べ物によって体色が変わり、赤い色素成分のカロテンを含む水草などを食べることで赤く染まるとされる。この青いザリガニについて、琵琶湖博物館(草津市)の米田一紀主査(水産学)は「アメリカザリガニの体色はカロテンを含まない餌(主に動物性の餌)を摂取し続けると青色に変化する。水草などにカロテンが含まれているため、自然界で青色になることは不思議」と話している。
尚、カロテンを含まない餌を与え続けると、青色を維持できるという。
<滋賀夕刊新聞>