↑写真:滋賀報知新聞より
東近江市立八日市図書館で、明治時代に盛んに発行された広告チラシ、「引き札」を紹介する展示が1月31日(火)まで開催中だ。
今回、米や酒、青果、肥料、衣類、化粧品、舶来品など、さまざまな商品に関する引き札49枚を展示。
詳しくは八日市図書館HPのサイト
「引き札」とは、
商品の宣伝や安売りの広告、新装開店の案内などを印刷したチラシで、江戸時代に商業の発展とともに登場し、特に明治時代に各地で盛んに発行され、大正時代に入ると新聞広告などの普及により衰退した。
赤や青、黄の鮮やかな色調で描かれた商売繁盛の神・えびす様に大きなタイといった縁起ものから、牛若丸や美人画などの人気のある図柄に、来館者の目が引かれている。
図柄としては、商店が年末年始のあいさつで顧客に配ることが多かったため縁起のよいものが多く、華やかな見た目からは、かつての商人の商魂のたくましさや、商いの活気を感じ取ることができる。
↑写真:滋賀報知新聞より
尚、関連イベントとして、
講演会「八日市の引き札~明治・大正・昭和の広告チラシからみる地域の歴史~」
開催日時: 1月22日(日)14:00〜15:00
場所: 八日市図書館2F集会室(東近江市八日市金屋2丁目6番25号)
内容: 絵柄や文字の解説を通して、引き札の魅力や八日市の歴史
講師: 郷土資料を収集する北川純一さん
定員: 定員30人(要申込)
申し込み; 八日市図書館(TEL0748―24―1515)
<滋賀報知新聞より>