”スローライフ滋賀” 

滋賀の大学

 今年から始まる「大学入学共通テスト」が16日に迫った。
コロナ禍であるが今年から初回として始まる「大学入学共通テスト」はどうやら予定通り実施されそうである。無事実施され、受験生には実力を発揮して欲しいものである。
 大学入学共通テスト試験日
  第1日程:2021年1月16日(土)、17日(日)
  第2日程:2021年1月30日(土)、31日(日)

 そこで参考までに滋賀県下の大学について考察してみた。
滋賀県は京阪神地域に比べ大学の数では少ない。しかし、人口比率で見れば京都府以外は妥当な大学数ではあろう。
 滋賀県内では県庁所在地の大津市と近年は京阪神近い利便性の高い草津市に集中し、歴史的には彦根市も存在感は高い。

 しかし、その中で湖東地域の東近江市も近年、頑張っている。
特に小さいながら「びわこ学院大学びわこ学院大学短期大学部」は2009年に「森はな」個人が洋裁学校から一代で、地元東近江で建学した大学である。生粋の滋賀県人女性が個人かつ草の根で建学した唯一の大学であろう。びわこ学院大学にはまだ大学院がない研鑽と実績を積み上げ、いずれ大学院の設置が望まれる。
 同大学駅伝部は2020年創部5年で全国大学駅伝大会に初出場を果たして話題となった。「びわこリハビリテーション専門職大学」は昨年開学したばかりであるが今後、滋賀の医療人材育成に向け頑張って欲しい。

【滋賀・近江の先人第7回】裁縫塾から滋賀学園・びわこ学院大学の創始者・森はな(東近江市)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/bddc71c2603e968c658f0d4e459a2679

 少子化の現代は特に交通の便、教育環境が整備されていないと郡部地域の大学は学生が集まらない。しかし、要は数だけが重要なのではなく、如何にして特徴ある質の高い大学作りができるか各大学に求められていると思う。

滋賀県下の大学(キャンパス含む)
大津市: ①滋賀大学(教育学部=元滋賀師範、②滋賀医科大学、③龍谷大学(瀬田キャンパス、④成安造形大学、⑤びわこ成蹊スポーツ大学
彦根市: ①滋賀大学(経済学部=元彦根高商、②滋賀県立大学、③聖泉大学
長浜市: ①長浜バイオ大学
草津市: ①立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)
東近江市: ①びわこ学院大学、②びわこリハビリテーション専門職大学

■滋賀県下の短期大学
大津市: 滋賀短期大学
長浜市: 滋賀文教短期大学
近江八幡市: 滋賀職業能力開発短期大学校
東近江市: びわこ学院大学短期大学部

■関西の大学数
大阪府: 55校
京都府: 34校
兵庫県: 37校
奈良県: 11校
滋賀県: 11校(キャンパス含む)
和歌山県:  4校

*参考:2019年の関西の人口
滋賀県 1,412,916人 (0%)
京都府 2,610,353人 (185%)
大阪府 8,839,469人 (626%)
兵庫県 5,534,800人 (392%)
奈良県 1,364,316人 (97%)
和歌山県   963,579人(68%)

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