”スローライフ滋賀” 

ワーグナーのオペラ上演 びわ湖ホール22年度の自主事業発表

 びわ湖ホール(大津市)は、2022年度の自主事業を発表した。38事業59公演を予定する。
2007年からホールの芸術監督を務めてきた沼尻竜典監督の任期最終シーズンとなる。

 ホールの売りのオペラは、ワーグナーの大作ニュルンベルクのマイスタージンガー」を、2023年3月に上演する。演奏会に近い「セミ・ステージ形式」を導入し、国内を代表するキャストが出演する。
 他にも、沼尻竜典オペラセレクションと題し、ロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」を、2022年11月に上演。滋賀県内の高校生を対象に、無料で開催する日もある。沼尻芸術監督が指揮をする。

 次回で13回目となる「びわ湖大津 秋の音楽祭」は2022年9月中旬〜11月初旬に開く予定。音楽をはじめ、ダンスや古典芸能などのイベントを催す。
 改修工事のため、7月中旬から11月初旬までの約4カ月間、大、中ホールの利用を休止する。小ホールは8月の1カ月間だけ休止するが、自主公演数は例年とほぼ同数を維持する。

 沼尻芸術監督はオンラインで会見。「びわ湖ホールの自主制作の力に、全国が注目している」とし「音楽の未来、公共ホールがどうあるべきかを示す精神で、これまでやってきた。今後もそれを継続していって欲しい」と話した。
 山中隆館長は「新型コロナウイルス禍で、今後も大変な時期が続くかもしれないが、生の舞台を届けるのが使命。地域の子どもたちに舞台を見てもらい、素晴らしい1年にしたい」と意気込んだ。 

<中日新聞より>
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