10月29日(土)に大津市で開かれる親子向けイベント「シルバーフェスティバル」に向けて、東近江市シルバー人材センターは13日、東近江市内の東近江大凧会館で、「二畳敷大凧」(にじょうじきおおだこ)を完成させた。
↑写真:中日新聞より
大凧は縦横約2mずつの大きさ。絵柄は、中央にシルバー人材センターのマークを配し、上部には2頭のイノシシ、下部には「輝」の文字。
高齢者が「亥2(いつ)も輝いて」活躍するという願いを込めた。制作期間は計四日で、各日程に3〜4人が参加。9月29日、紙に鉛筆で下書きを描く作業から始め、墨汁や絵の具で色付けして紙を竹の骨組みに貼り付けた。
10月13日には、骨組みに結び付ける糸の長さを調整し、「生涯現役」や「健康安全」などの願い事を書いた紙を大凧の裏に貼り付けて完成した。
センターが大凧作りに取り組むのは初めて。例年はイベントに屋台などを出店しているが、今年は地域の伝統的なものを出品しようと、大凧会館に協力を依頼。大凧の作り方や揚げ方を引き継ぐ東近江大凧保存会も指導した。
<中日新聞より>