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近江鉄道が「全線無料デイ」実施 電車もホームも大にぎわい(10/16)

 近江鉄道(彦根市)は16日(日)、一日限定の電車乗り放題イベント「全線無料デイ」を実施した。

↑写真:中日新聞より

 電車は満員状態となり、駅のホームは利用客でごった返した。沿線で開かれたイベントにも多くの家族連れらが訪れ、にぎわいを見せていた。
 彦根駅では10:50ごろ、米原方面から電車が満員状態で到着。ホームにも利用客が待っており、乗り降りする人で混雑した。普段と異なる人の多さを興味津々に眺める子どもがいた一方、疲れた様子で電車を降りる子どももいた。 
 八日市駅(東近江市)にも多くの人が訪れており、13:40ごろには駅舎の外で列をつくって電車を待っていた
 同社は混雑緩和のため、通常のダイヤに加えて、彦根―八日市間と、近江八幡―八日市間でそれぞれ上下一本ずつ臨時電車を走らせた。

 乗り放題に合わせ、沿線各地で自治体や住民団体がマルシェなどのイベントも開いた。東近江市の太子ホールではフリーマーケットや音楽ライブがあり、家族で電車に乗って来た近江八幡市の岡田寛さんは「いろんなイベントがあるなら、無料じゃなくても乗って来たい」と話した。

 彦根駅東口では、近江鉄道が「ありがとうフェスタ」を開催。
電車やバスの仕事体験などがあり、3000人としていた来場者数の目標は正午に達成した。
 広報担当の石原一磨さんは「多くの人に鉄道に親しみを持ってもらえた。必要とされる鉄道としての役割をこれからも担いたい」と話した。

 乗り放題イベントは、利用者数の低迷が続く近江鉄道が、普段は電車に乗らない人が乗車するきっかけをつくる狙いで企画した。同社によると、全線を無料にする試みは近畿地方で初めて。

<中日新聞より>
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