日本刺繍 nuinui のブログ

日本刺繍をつづります

梅と雀文様の刺繍半襟

2019-01-08 20:01:28 | 日本刺繍作品
比較的暖かなお正月でした
例年どうり特別なことをすることもなく週が明け
明日から行動開始の我家です



兼六園
寒紅梅早くも見頃


当地の新聞である「北國新聞」の今日の朝刊の記事です



『兼六公園では「八重寒紅梅」が見ごろを迎えている。今季の開花は昨年より1カ月早く金沢地方気象台によると、昨季に比べて暖冬傾向となっていることが影響している~~~』と・・





でも~
明日から寒くなるとニュースで伝えています

しょうがないね!此処は北陸だもの~






と・・言うことで・・

教室のNさんの作品をアップしてみました

梅に雀文様の刺繍半衿です
























兼六園の寒紅梅にも負けない!

暖かくて、ふっくらとした作品です

寒の寒さも和らぎます






















今年は年号も変わります
昭和・平成・新年号と3つの時代を生きるのです


70歳半ばを過ぎ後期高齢者となり、あっち・こっちと体の
不都合もありますが~60%位の頑張りで、それなりに
前を向いて進んでまいります











冬の桜

2018-12-15 21:25:32 | 日本刺繍作品
昨日・今日と雪がチラチラ舞い、寒
12月も半ば!暦とにらめっこしているのですが
チットモ体が動かない・・掃除・・掃除・・






PCで買い物はよくしますが、スマホで買い物は画面が小さいので敬遠していましたが
昨日のスマホ教室でIDとパスワードを入れて買い物の練習??をしました(笑)


何を買おうかと迷ったけど何年か前、お正月
前に桜の枝を頂いて、うれしかったのを思い出して、お正月飾りにと思い購入

今更ながら思う事は、こんな小さな物で何でも出来てしまう・・・
       啓翁桜




スマホで買った桜は「啓翁桜」と言う品名でした




この刺繍半衿は何桜かな
綺麗な作品に仕上がっています

春まで待てずにUPします
ちなみに、寒桜とでも言っときましょう

教室のNさんの作品です













今年は親しい友が何人も亡くなりました
そして、肉親も亡くしました

悲しみよりも、淋しさが押し寄せてきます

でも・・・
老夫婦二人、小さい事は沢山有るけど大病することもなく無事年が越せるかな





























刺繍糸整理箱

2018-12-06 20:28:40 | 日本刺繍作品
師走を感じる寒い雨
なんとなく慌ただしい~~です




今、教室で使用している糸の数は400色ですけど30数年前、教室を始めた頃は京都から糸を仕入れていました

昔の(今はどうだか分りませんが・)
京都の糸屋さんは「かせ」の状態で色番号もなく積み上げてあり、その中から欲しい色を見つけていたのです




この箱は箪笥やさんにお願いして15年位前に制作して頂きました

丁度、2色の塩瀬の帯地が残ったので
斜めに継ぎ合わせその上に刺繍をのせました
(デザインは、漆塗りの文箱の文様をお借りしたものです)






教室で使う糸、400色を保管しています
1~400番までの番号で整理されているので、とても楽になりました


















色別・金糸や銀糸なども整理して保管しています





















・・でも・・・
番号の無い糸(釜糸)がこんなに沢山あります

絵・・とは糸に会う・・
刺繍制作途中で思った色糸がないと
思い通りの作品が出来上がりません

色・・は妥協してはいけないと自分に言い続けています

思った色がない時は自分で染めたりしていましたね~





『源氏香』文様の半襟

2018-11-15 16:40:15 | 日本刺繍作品
11月は比較的穏やかな日が続いています
が・・・一日一日が飛ぶように過ぎていきます






教室のNさんの作品です
少し前の作品だそうですがとても素敵だったのでアップさせて頂きました


香合わせに用いられた『香の図』は、古くより着物や帯文様・家紋などに使われています。

単純な模様でありながら、独創性のある図柄は、工芸の分野でも親しまれています
















『源氏香の図』の中に描かれている季節の花々に、源氏物語を彷彿させ、私たちの心を惹きつけます

























平安時代の貴族に愛された『香合わせ』の競技が香道になり、五種類の香木を五包ずつ、合計二五包から任意の五包を選びます

選んだ五包を順番に香炉で焚き、その香りを聞き、選んだ五包の香りを言い当てる楽しみ方です









コトバンクの解説より

組香の一つ。五種の香をそれぞれ5包ずつ計二五包作り、任意に五包を取出して焚き、香の異同をかぎ分け、五本の縦線に横線を組み合わせた図で示すもの。



図は五二種あり源氏物語五四帖のうち、桐壷と夢浮橋を除く各帖の名が付けられている。
後水尾天皇の時代に考案されたという













半衿のタペストリー

2018-10-29 20:38:23 | 日本刺繍作品
10月も5週目に入り急に涼しく(寒く)なってきて
今日はホットカーペットをONにしました



一時期、お教室で半襟ばかりを刺繍していました

身に着けることよりも沢山の模様を刺繍して、綺麗な作品を作ること楽しんでいました








刺繍半衿の枚数が増えていくと、心までも豊かになるような気がしたものです

(今思うと、その考えは私の独りよがりだったのかしら~(笑))




































半衿の裏に、裏地を付けて細長いタペストリー風に仕上げて吊るしてみました





基礎繍いにも使われる桜の図柄も、沢山散りばめると、立派な作品に仕上がります



























金沢の紅葉はもう少し


季節先取りで・・・
竜田川
の紅葉をお楽しみ下さい