懐剣付き筥迫 『春の光』

２１日（祭日）『刺繍筥迫研究会』出席の為上京しました

ニュースにも報道されていましたが、雪がチラチラ降る寒い東京でした

雪や寒さには驚かない、雪国の「人」ですが・・・

出かける前から風邪気味だったせいもあり、すっかり沈没してしまいました

だらだらと過ごしている内に桜のニュースも聞かれ、春本番になりました

久しぶりに春にピッタリの筥迫登場

水ぬるむ流に遊ぶ幸せそうな鴛鴦が・・・

久しぶりにこの画像を見たら、ホッとした（笑）と言うか、幸せを感じたと言うか・・・

今年の冬は暗くて長かく、重ねて病み上がりのせいもあり、長いトンネルから抜けた～～感～～です

被せ下

水面に散る桜

背の部分にも桜の枝を配して・・

小さな面ですが気を抜かないようにと心がけています

緒締めを外して、全体の画像です

この作品はTさんの作品です

地色のピンクがこの作品にマッチして

暗かった私の心を『春』にしてくれました

懐剣袋の刺繍部分

桜の図は、日本刺繍の基礎繍いの

一番最初にお稽古しますが・・

簡単に繍えるのですが、反面こんなに難しいステッチもありません

色んな表情を表現できますから、桜の繍い方考えて、自分の心を表現していったら素敵ですね

３月も残すところ１週間！！

４月から北國新聞文化センターの日本刺繍教室が開講します

この教室は１２，３年前に一番長く居てくれた生徒に籍を譲ったのですが

ここ何年か、体調不良を聞いていたのですが・・・

何か月か前に教室を辞められ教室自体が無くなっていたのです

その教室は私が２０年在籍していたと言うこともあり再度！と声を掛けて頂きました

でもこの年齢を考えて、自宅の教室も閉じる事しか考えていなかったので・・・

迷いに迷い！

今の世の中、８０代、では人生終われない

望まなくても９０歳、１００歳までこの世にご縁があるかもしれない

そんなことを考え、後５年、１０年は老骨にムチ打てば頑張れるかも・・

そんな考えに行きつき引き受けることにしました

さて、さて行き先どうなってしまうのか先が読めないけど

兎に角出発して見ます
（無責任！）

春が来た

あんなに寒かったのに～

北陸の地にも、やっと春がやって来ました

（家の中の埃が目立ちます～
）

桜には早いけど

～少しだけね～

ズーット前に、上野池之端の「京屋」さんで買った姫鏡台です

その頃の私には、チョッピリ高かったのですが、鏡台掛けに桜の花を刺繍して大事に使っていましたが・・

今は、飾るだけで使っていません

なぜでしょう！

老眼が進んで５倍の拡大鏡でなくては、眉も描けないし、紅も引けないのです

 鏡台の下の卓布も２枚刺繍しました

４７cm×２９ｃｍの小さな作品ですが・・

２枚合わせて使うと、とても可愛くて

大好きなのです

春になるとこの作品を飾り、ほっこりしている私です

刺繍卓布 ２点

暖かかったり、寒かったり

毎日が、飛ぶように過ぎていきます

３月のスケジュール、いっぱい、いっぱいで苦しいヮ～

今日は、横安江町のお教室でした

ここの教室に在籍していたYさん！！

体調を崩しながらも『筥迫展』も頑張って下さいました

でも・・ここの所、車の運転をやめたので、お教室に出席出来なくまりました

県外に住むお嬢さんが見えた時に、出来上がった作品や、進行途中の作品を持って我家を訪ねて下さいます

体調の良い時に刺繍をしていると、気が紛れて楽しい
とおっしゃって・・

配色や繍い方のアドバイスをして、お喋りをして、楽しいひと時を過ごすのです

２，３日前に、お正月に飾ったという卓布と、夏になったら飾りたいと、

出来上がった「あさがお」の刺繍作品を持って訪ねて下さいました

その上、次の新しい作品の相談も・・

そんなYさんと会っていると、私もやる気が出てきます

忙しいなどと、ボヤいてなんかいられません（反省しきりです・・）