ニュイ☆別館

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源泉かけ流しの宿

やまゆりの宿 部屋

2008年11月12日 | 花巻 台温泉 やまゆりの宿
花巻温泉郷 台温泉 やまゆりの宿 
建物

古い旅館の内部をデザイナーズっぽく改装したお宿。
玄関、ロビー周りもすっきりきれいにしてありました。

客室 居間、寝室エリア
 見取り図 ベンチ
客室の見取り図。だいたいこんな感じ。
玄関入って左側がバストイレエリア、
右側が居間、寝室エリア。
リビング入ってすぐ右にベンチとテーブル。
画像名 お茶セット
リング入って左側に小上がりの畳リビング。
右端奥の木箱の上にお茶セット。右写真→
障子を開けると旅館の中庭?というか雑木林が見える。
思ったより閉塞感のない部屋だった。
1泊湯治三昧するには充分です。
瞬間湯沸しケトル:なかなかしゃれたケトルでした。
コーヒー、紅茶、なぜか中国茶のセットも。
そういえば、館内に中国家具が多かった。
ベッド ベッド
寝室 シングルベッド2つ ベッドの頭側の壁の向こうは宿のプライベートルーム。12時ごろまでバタンというの開閉音や、洗濯機のような機械音が響き、耳障りでした。
洗面、バス、トイレエリア
洗面 アメニ
洗面所兼脱衣所。バスローブもあり。 基本的に、ホテルや旅館の使い捨てアメニティはめったに使わないのですが、一応。
基礎化粧品の3点セットはコーセーのもの。
バス 浴室
窓を開ければ半露天風呂状態。
テラスには椅子が一脚あり。
バスタブ内循環。背中のお肉が吸い込まれそう(^^;)
注がれる源泉が熱いので、おそらく湯温を均一にするための循環と思われます。
塩素臭無し、肌のかぶれ出現せず。
湯質はナトリウム入りの硫黄泉。
良く温まり、浴後は肌がスベスベ。
これからの季節、温まるお湯が恋しい。
なかなか良いお湯でした
思ったより、身体を洗うスペースが広々していた。写真には写ってないけど、木製の風呂椅子もある。
普通のシャワー以外に、天井から降ってくるレインタイプのシャワーもあり。
ガラス窓の向こうは、畳敷きの小上がり。
ロールスクリーンで目隠しできます。

お湯について…
自家源泉だが、部屋に置いてあった成分表には「ろ過循環、塩素滅菌」との表示
焦って、部屋風呂のお湯を念入りにチェックしたが、匂い、触感共に塩素感じず、肌もかぶれず。
 (※私は、塩素臭がしなくても、塩素入り風呂に入ると、翌日背中の一定の部分がカブれる体質なのです)

今回、大浴場は利用しなかった。
塩素循環の可能性もあるし、女性の宿泊客が多かったし…。
でも、一応どんなお風呂なのか
見たかったので、夜11時に行ったら従業員さん達の入浴ラッシュ、
12時頃行ったら、グループ客に占領されていて脱衣所でUターン。あっさり諦めました

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台温泉と言えば…
10年以上むかし、花巻温泉の佳松園に泊まった時、タクシーの運転手さんに「花巻でお湯が良いのはなんてったって台温泉」と聞き、ホテル三右ェ門に泊まった。
大浴場の浴槽に熱湯に近い源泉がドバドバ掛け流され、蛇口全開で水を入れても桶でかき混ぜようとも、焼け石に水状態で、結局熱過ぎてお湯に浸かれなかった思い出がある。
ちなみに、今回泊まったやまゆりの宿は、その
ホテル三右ェ門の隣でした。

台温泉はかなり寂れた感じの温泉街。古い湯治宿が軒を連ねており、一般受けしそうなのは、この「やまゆりの宿」と「
炭屋台の湯」とホテル三右ェ門ぐらいか。
炭屋台の湯
ホテル三右ェ門に泊まった時に「あっちの方がおしゃれで綺麗な感じで良かったかもね…」と。気になっていた宿

ホテル三右ェ門 は最近露天風呂を新設したらしい。また、女性用大浴場も改築され新しい。
以前はガラスのはめ込まれた開けられない窓だったが、現在は開けられる窓に変わっている。


予約までのいきさつ…
今回の旅行の1ヶ月ほど前に、ある本で「やまゆりの宿」が紹介されていた。
それを見た夫が「ここどう思う?良さそうじゃない」と興味を示していたが、私は興味なかった。

それから数週間後、東北での用事ついでに温泉に行く話になり、
「じゃあ花巻の台温泉のあそこに泊まろうよ。予約よろしく♪」と夫。
私はやまゆりの宿のHP見てインテリアのセンスにドン引きしながらも
「そんなにやまゆりの宿に泊まりたいのなら…」と予約。

当日の夕方、私の運転で、「やまゆりの宿」の前に到着。
「ふーん、こんな旅館だったけ?」と夫。

後でわかったのだが、夫はやまゆりの宿ではなく、「炭屋台の湯」に泊まるつもりだったらしい。
私は私で夫が「やまゆりの宿」に興味を示していたために、「やまゆりの宿」に泊まりたいのだと勘違い。
結果的には「やまゆりの宿」に泊まって満足していた様子で、めでたしめでたしです。



 岩手県 花巻温泉郷・台温泉 やまゆりの宿 客室
 岩手県 花巻温泉郷・台温泉 やまゆりの宿 食事

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やまゆりの宿 食事・感想

2008年11月12日 | 花巻 台温泉 やまゆりの宿
夕食
メインは炭火を使った囲炉裏料理。

囲炉裏料理と言えば、食材が焦げたりひからびたり、逆になかなか焼けなくてイライラしたりで、
今まで美味しい思いをしたことが無かった。

しかし、今回は、お世話してくれた仲居さんが良くわかっている方で、
目の前で絶妙の焼具合に仕上げてくれ、とても美味しくいただけた。

外はカリッと、中はアツアツでジューシー、まさに炭火の遠赤外線効果(^0^)
ちなみに、炭は備長炭だそうです。
画像名 画像名
夕食は、囲炉裏付きの個室で。
(手前黄色の皿)網茸:甘く煮てあった
(右上)菊とイカの酢の物
(左)イチョウ型のサツマイモ、栗、川エビ、
(右端)豚肉の田楽風:これは豚の臭味がダメでした
画像名 画像名
刺身 鯛、鮪、かんぱち、生ゆば
刺身はすぐに食べるべきだった。
目の前の炭火の熱で、温まってしまった。
大根、にんじん、きゅうり、セロリのサラダ。
下の方に北寄貝みたいなのも入ってた。
胡麻ドレッシングで。
画像名 画像名
食事スタート直後に焼き始めた岩魚と厚揚げ。約20分後、仲居さんが食べごろの状態を見計らって取り皿に置いてくれた。 ホタテと麩の田楽。炭火の上で網焼きに。
ホタテは三陸産の新鮮な物なので、あまり加熱しすぎず、さっと火を通す程度に。
画像名 画像名
水を張った土鍋の上にセイロを置き蓋をし、炭火にかけ、湯気で蒸す。 岩手牛とのこと。脂の香りがクリーミー過ぎてあまり好みではなかったが…
紫芋、パプリカ、エリンギ、アスパラガス。
なぜか南国の野菜(^^;)
画像名 画像名
当日、大浴場の露天風呂が故障して使えなかった。そのお詫びとして、本醸造酒300ccがサービスされました。
しかし醸アルがキツくて飲めず、結局、別の純米酒をグラスで2杯ほど注文。

そしたら、それもサービスしてくれました。
お宿さんのお気遣いに感謝!
御飯の中身…失念!
豚汁。

食後は、廊下に、スイーツのバイキングが用意されている。

ショーケースの中に、ひとくち大のケーキが6種類ほど。
自分で作るあんみつのトッピング:あんこ、黒蜜、シロップ浸けフルーツ、寒天など。
コーヒー、紅茶、緑茶。

ケーキはいかにも「バイキング用のケーキ」という感じで食べる気せず、
コーヒーだけもらって帰ろうかと考えていたら、「あんみつお作りしましょうか?」と言ってくれたので、ひとつお願いした。
「ギュウヒも入れますか?」と聞いてくれたので、お願いすると、ショッキングピンクや黄緑色に着色したカラフルなギュウヒで、がっくり。しっかり除けて食べました。あんこもフルーツも既製品の味で、イマイチだったなあ。

バイキングで半端な物を並べるよりも、ちゃんとしたデザートをひとつきちんと作って出した方が、良いような…

でも、「スイーツバイキング」はやはり女性受けするようです。
後から来た女子6人グループは大喜びで、「わたし、全種類いただきますっ!」と大はしゃぎ。
私も女性だけど、デザートやスイーツにあまり執着が無いしね…(^^;)
人の好みはいろいろです。

 

朝食シンプルな朝食でした。湯豆腐は炭火で温めたものを仲居さんがよそってくれます。 前夜の担当の方とは別の方でした。
朝食小鉢 サラダ
 

朝飯

感想

気になる点はいくつかあったものの、部屋風呂のお湯は良く、食事も個室でゆっくりできたのでまあ満足。
炭火で焼いた岩魚や厚揚げが美味しかった。
10月下旬泊

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