ニュイ☆別館

温泉旅行あれこれ
塩素消毒しない
源泉かけ流しの宿

草津温泉の綺麗なホテル クアビオでプチ断食

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

ずっと続けてきた温泉旅行。
今でも相変わらず好きで行くけど、「いっそのこと、温泉旅は卒業するか?」と思うほど、
旅館料理を食べることと温泉入浴の両立が、自分の身体には辛く感じるようになっている。


大好きな旅館はたくさんあり、お気に入り旅館の料理はもちろん美味しいのだが、
温泉を楽しみたい私にとってはやはり、お料理を食べることが重荷



心を込めて作られたお料理なだけにむげに残すのが心苦しく、
結局出されれば、自分の限界まで頑張って食べてしまう。
そして内臓を疲れさせ、温泉にもたくさん入れず、私は何しにここへ来たのか?と後悔


以前、「温泉には行きたいけど、旅館の豪勢なお料理を食べるのが苦痛」という内容の記事を書いたことがありますが、
その悩み?は年々強くなり、無いものねだりと思いつつも、

「本当は、高級宿の綺麗で快適な温泉付客室こそ、湯治に最適なのに‥‥」

「そういう旅館にも、湯治にふさわしい少量&ヘルシーなお食事プランがあれば、
迷わず2連泊3連泊するのに
なあ‥‥

という妄想とジレンマを抱きながらも、 ズルズルと温泉旅行しているここ数年。


食べることでの内臓への負担をなるべく減らして、温泉を楽しむために、
素泊まりの旅館を探したり、お料理の完成度よりもボリュームの少ない宿を優先してみたり、あれこれ試行錯誤。
旅館には泊まらないで、日帰り入浴という方法もあるが、やはり、ゆっくり泊まって何度も温泉浸かりたいし。。。



そんな中、いつのもように温泉に行きたくなり、宿探し。

草津温泉は食事の有無を選べる旅館が多い。
そして草津温泉は飲食店が多い。
お蕎麦やさんも何軒かある。

昼食はややしっかりめに食べても、夕食はお蕎麦1杯位で済ますのが、温泉優先の私にはちょうど良い、
ということで、今回は草津温泉で夕食なしの宿を探すことにしたのだが、、、、

なんと、一休.comで、ファスティングプラン(プチ断食)をやっているホテルを見つけてしまった



内臓を休ませて温泉でデトックスというホテルのコンセプトを知り、
「無いものねだりと思っていたのに、私の求めるホテルがここにあった!」と感激(客室温泉は無いけどね
迷うことなく2連泊で即決予約した!



ホテル クアビオは、湯畑の喧騒から離れた国有林に建つ、静かで綺麗な快適な温泉ホテル。
断食で内臓も休ませ、温泉も満喫し、大満足の温泉滞在となりました。
再訪間違いなしです





ホテルクアビオ レポ目次

外観&パブリック
http://blog.goo.ne.jp/nuit-anex/e/f5b34fddf8d0b61329d23812dbb3d750








断食あれこれ

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

断食あれこれ

食事が胃で消化されるのに3時間~4時間、その後小腸、大腸を通って排泄されるまでトータル18時間近くかかると言われてます。


旅館などで、夕食に豪華な料理をたくさん食べて夜8時頃終わったとして、翌朝8時にまたまた豪華な朝食を取ったら、胃腸は完全に過重労働です

食事が終わった後も、内臓は文句も言わずせっせと働き、やっと仕事が終わりそうと思ったら、
また次の仕事が押し寄せてきて、休む暇もなく、毎日それの繰り返し
それに気付いてからは、内臓の声なき声を聞くようになりました。



20年以上前から実践している自然療法や玄米菜食の一環として、私が自宅で初めて実践した断食は、
ジュースではなく、昆布で取ったお出汁を飲むものでした。

ホテルのジュース断食よりは空腹感があって厳しかったけど、自分で言うのもなんだけど、お肌がめちゃめちゃきれいになりました
脳に余分な糖分も行かないから、余計なことをクヨクヨ考えなくなり、断食中は性格もおおらかになりました。
ただし自宅でできる断食は3日間まで。それ以上は、回復期間の食欲のコントロールが大変難しく危険だということです。


また、断食して肌がきれいになったからと言って、もっともっと長く断食すれば、それだけ肌がきれいになるかといえば、
おそらくそんなことはないと思います。
断食で肌がきれいになるのは、疲れた内臓が休まって、肌のメンテナンスにエネルギーが回るようになったためで、
本来の肌の状態に戻っただけとも言えるからです。

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通常、本格的に断食する場合、準備期間(少食にしていく期間)+ 本断食期間 + 回復期間(重湯から徐々に普通食に戻していく期間)が必要になりますが、
 本格的な断食が、なかなかできなくても、少食を心がけたり、日常的なプチ断食(18時間食べない)を取り入れるだけでも、内臓は休まりますし、危険も少ないので、オススメですよ。


あと、体が疲れている時、風邪などで病んでいる時は、迷わず食事を抜きますと、本当に回復が早いです。
「頑張って食べて栄養つけないと!」というのは、私の経験では違うと感じてます。
おかげさまで、ここ20年以上、病院や市販の風邪薬などには全くお世話になってません 



追記
知り合いや友人に断食の話をすると、「断食すると痩せるの?」とよく聞かれます。
やはり一番の関心はそこなのかもしれませんが、私は「痩せることは期待しないほうがいい」と言っています。

断食の目的はあくまでも内臓を休めて体の機能を回復し、乱れかかっていた食生活を見直すこと。
その結果、すっきりとむくみが取れたり、体重や体脂肪が落ちることはあります。

大切なのはむしろ断食後の生活の方で、断食終わった途端にドカ食いしたり、ファストフードや添加物の沢山入った不健康な食事をしていては
元のもくあみどころか、肝臓が腫れてむしろ断食前よりも悪化してしまう危険性もあるのです。

なので、手っ取り早く痩せることを目的に断食するのは、絶対にオススメしません。

















群馬県草津温泉ホテルクアビオ4 食事

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

群馬県 草津温泉 ホテル クアビオ 食事



↓レストラン。窓が大きくて明るく、森を眺めながらゆっくり食事できます♪








今回2泊3日のファスティング(プチ断食)プログラム。
メニューは、、、

1日目
夕食:人参とりんごのブレンドジュース2杯、梅干し1個、レモンスライス2個、三年番茶、具のない味噌汁1杯、

2日目
朝食:人参とりんごのブレンドジュース2杯、梅干し1個、レモンスライス2個、三年番茶、
昼食:人参とりんごのブレンドジュース2杯、梅干し1個、レモンスライス2個、三年番茶、
夕食:人参とりんごのブレンドジュース2杯、梅干し1個、レモンスライス2個、三年番茶、具のない味噌汁1杯、

最終日
朝食:人参とりんごのブレンドジュース1杯、梅干し1個、レモンスライス2個、三年番茶、
10時:玄米粥、大根と昆布の味噌汁、梅干し、大根おろし、花豆2個、三年番茶






夕食
「ジュース2杯と味噌汁だけだから、あっという間に食事終了だね」と思っていたけど、
こうしてレストランのテーブルにちゃんとセッティングされていると、まるで普通の料理のように、会話を楽しみながらゆっくりと時間をかけて飲むことができ、結局50分近くかけてゆっくり頂きました。



ランチョンマットとジュースのビビットな色の組み合わせも良かった。
これは断食中でも食事を楽しく演出する工夫として、自宅でプチ断食する際にも参考になりますね。

あと、液体ばかりで、お腹がガボガボになるかと思っていたけど、梅干しの塩分などで浸透圧が体液に近くなるせいなのか、
結構吸収されているようで、あまりガボガボ感はありませんでした。




↓朝食と昼食には味噌汁が付かない





↓最終日は8:00の朝食の後、10:00に、断食終了後の捕食(回復食)が出ます。
玄米粥、根菜の味噌汁、大根おろし、梅干し、花豆2粒、すりごま塩、三年番茶。

「断食直後にこんなに食べて大丈夫だろうか?」と心配になったが、よく噛んで40分ほどかけてゆっくり食べました。
ちなみに、給仕してくれるホテルのスタッフの方は普通の食事をしているので、「こんなに少なくて大丈夫だろうか?」と思うそうです

長期の断食によって休眠した胃腸は、断食を終えてもすぐには動けず、生まれたての赤ちゃんの胃腸と同じくらいと言われてます。
断食期間が長ければ長いほど、この回復食の内容と期間も慎重にしなければなりません。

今回は2泊3日と短期間であったので、けっこう普通食に近い感じですが、
本来は重湯から始めて、5分粥、7分粥と時間をかけて普通食に戻していきます。

断食中は意外と空腹に悩まされないけど、断食終了後に重湯なりお粥なりを口にすると、途端に眠っていた食欲が目覚めて、
どうにも抑制が効かなくなり、どか食いしてしまう人が多い様です。
まだしっかりと目覚めていない胃腸に、食べ物を詰め込んで腸閉塞で亡くなる事故があるそうです。
なので、基本的に、3日以上の本断食をするなら、専門家のいる断食施設でやらないと危険だと言われてます。





↓チェックアウト時に渡された玄米のおにぎり一人2個と漬物。
楊枝の長さからおにぎりの小ささが想像できると思いますが、
断食後なので、これでも十分。帰宅後に夕食としていただきました。





今回の食事は、ジュースで糖分を、梅干しと味噌汁で塩分を、レモンと梅干しでクエン酸を摂れる内容でした。

このメニューはジュースから糖分をたくさん摂れるので(もちろん無加糖ですが)、「本当に断食できてるのか?」ってくらい空腹を感じないまま、断食終了。

現代人は糖分の摂取が過多で糖依存の傾向にあるので、個人的には(もう少し糖分少な目なメニューがいいのでは?)とも感じましたが、
このホテルの断食は病気治療を目的としたものではないので、より多くの人がつらさを感じずに断食できるような糖分をしっかりめな断食メニューなのだと思いました。

そうは言っても、やはり固形物を摂らないことで胃腸など消化器系の内臓がずいぶん休まったのは事実。
本当に、食事終わってすぐにお風呂に入れるのが嬉しくて嬉しくて 

人は自分が思うほど食べなくても大丈夫なんだと改めて気づき、
日頃の会食などで乱れた食事量や食事内容が、断食をきっかけに適正なものにリセットされました。


断食あれこれへ http://blog.goo.ne.jp/nuit-anex/e/a04e3bcbf73bcc5ee1a2b0020dee3d4d




 


群馬県草津温泉ホテルクアビオ3 温泉

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

群馬県 草津温泉 ホテル クアビオ 温泉浴場



↓大浴場の利用時間は15:00~24:00と、6:00~12:00。
深夜に利用できないのが、温泉好きとしてはちょっと不満ではあったけど。。。
12:00~15:00は清掃時間です。




↓暖簾くぐるとスリッパを脱ぎ、好きな番号の棚にしまう。




↓フェイスタオル、バスタオル、ヘアブラシ、ドライヤー、メイククレンジングローション、化粧水、乳液は備えてあります。
レモン水と紙コップも。



↓このお風呂は、万代鉱源泉掛け流し。




↓扉開けると手前に洗い場、奥にジャクージ風呂。



↓内風呂は、温泉ではない普通のお湯のジャグージゆえ、利用せず。
塩素臭もちょっと立ち込めていました。




↓シャワー&カランの洗い場は3つ。
今回は混み合うことはなかったけど、混みそうな時は先にお部屋で全て洗ってから来ても良いかも。




↓温泉の露天風呂。手前から熱め、ぬるめの寝湯、サウナ用の水風呂。






↓露天風呂に浸かった状態で見た景色。正面に浅間山も望めます♪
気分サイコ~♪




浅間山、望遠で撮ってみた。











↓サウナはちょっと苦手なので私は利用しなかったけど、フィンランド式サウナもあり。
しっかりデトックスするには良いかも。




食事編につづく












群馬県草津温泉ホテルクアビオ2 客室

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

群馬県 草津温泉 ホテル クアビオ 客室



↓今回宿泊したスイートルーム。
ドア開けると、右にトイレ洗面シャワー室、左手にクローゼットとバゲッジレスト、正面がリビング。



↓リビングはこんな感じ。


↓ベッドエリアから見たリビング。




↓ベッドエリア。




↓ベランダ。部屋の前は国有林で人工物のない森が広がる。
今回は見ることができなかったけど、近くまでカモシカが遊びに来ることもあるそうです。
この客室からも浅間山が望めます。






↓洗面。タオルウォーマーあり。


↓シャワーブース。
大浴場の洗い場は3つなので、混みそうな時は、こちらで髪や体を洗ってから行くのも良いかも。



↓アメニティはいたってシンプル。化粧品類は化粧水のみ。
大浴場にはメイククレンジングがあるが、客室には無いので注意。
その他、コーム、シャワーキャップ、歯ブラシ、コットン綿棒、爪やすり、髭剃り、石鹸、シャンプー、トリートメント、ドライヤー。
ミニタオル、フェイスタオル、バスタオル、各一人一枚。






↓クローゼットには、バスローブ、部屋着、使い捨てスリッパ、4桁デジタルコードの金庫。
浴衣は無く、大浴場と客室の往復にはバスローブ着用でOK。
写真中央の、白い部屋着は、ラウンジ、レストランでの着用もOK。 






↓冷蔵庫の中には、500mlの天然水が1日一人1本サービス。
食器棚には、瞬間湯沸かし器、ティーカップ、コップ、生姜紅茶のティーバッグ、黒砂糖、三温糖。
その他、夕食後に三年番茶と、黒糖入り生姜葛湯をポットで用意してくれます。





↓チェックイン時にお部屋に持ってきてくれるハーブティ。カモミールにミントをブレンドしたもの。




温泉編へ






群馬県草津温泉ホテルクアビオ1 外観&パブリック

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

群馬県 草津温泉 ホテル クアビオ
公式HP http://kurbio.com/index.html

2015年2月宿泊

↓ホテル外観。湯畑の喧騒からちょっと離れた静かなところ。







↓フロント。ここで靴を脱ぎスリッパに履き替える。館内は土足禁止。




↓暖炉のあるラウンジ。




↓ラウンジからの眺め。快晴ならば、正面に浅間山が望めます。



↓ラウンジのソファ。家庭画報などの女性誌、マクロビやヨガなどの健康関連の本がたくさんあり、部屋に持って行って読んでもOK。







ラウンジ、廊下、レストラン、客室、
館内は至る所、暖房がしっかりと効いていて暖かく、バスローブや部屋着でも快適に過ごせます。
むしろ普通にセーターなど冬の服装でいると暑いぐらい







↓2階のトレーニングルーム。
マシーン類は無いけど、バランスボール、ヨガマット、ダンベル、フィットネスやヨガのDVDと、それを見るための大型テレビ。
いつでも自由に利用できるので、運動用のウエアを持参すると良いです。



















↓2階廊下の様子。館内はどこも、すっきりとして清潔感がある。




↓廊下の途中にあるライブラリーコーナー。この窓は曇りガラスで外の景色は眺められない。




客室編につづく