ニュイ☆別館

温泉旅行あれこれ
塩素消毒しない
源泉かけ流しの宿

福島県 甲子温泉 大黒屋 目次

2010年08月15日 | 甲子温泉 大黒屋
福島県 甲子温泉 旅館 大黒屋
公式HP http://www.kashionsen.jp/
2010年初夏
(1)外観
(2)客室
(3)男女別大浴場「恵比寿の湯」
(4)混浴大岩風呂&女性用檜風呂「櫻の湯」
(5)夕食&朝食&ロビー 

露天風呂
他の旅館の宿泊レポ一覧はこちらをクリック

ニュイ☆別館 塩素消毒しない 源泉掛け流しの 温泉旅館  温泉旅行

福島県 甲子温泉 大黒屋 (5)夕食&朝食&ロビー

2010年08月15日 | 甲子温泉 大黒屋
福島県 甲子温泉 大黒屋 (5)夕食&朝食&ロビー
HP
ニュイ☆別館 源泉掛け流し 塩素消毒無し 温泉 旅館  温泉旅行 
* * *

「普通の温泉旅館」的献立だけど、山の幸料理があれこれ楽しかった。

朝食は水色のお皿に載った味の濃い「御飯のお供」的なものは苦手だが、
アジの干物やサラダ、寄せ豆腐など朝食として普通に美味しくいただけました。

旅館全体の印象はとても満足で、またぜひ再訪したいです。


 
 夕食は食事処で。


 
 衝立で仕切ったテーブル席に暖簾をかけて個室風に。


 
 朝食時は暖簾を上げてあった。


 
座敷広間で、グループごとに島を作って食べるお客さんも。


 
 最初にセッティングされていたお料理。


 
ワラビ、コシアブラ、うるいなどの山菜、
ジュウネン(えごま)や蕎麦の実、そば蒟蒻など
ヘルシーな山の幸料理で、私好みでした♪


 
福島県産の和牛と野菜の源泉蒸し。
牛肉けっこう美味しかった。


 
イトウの刺身。

イトウって北海道に棲む、幻の大型魚ですよね。
個体数が減っているのに、保護が追いつかないって聞いたことあるんだけど…、なぜそんな魚を食べるのかしら???

と、思って帰宅してから、調べました。
養殖も出回っているそうです。
でも、お味は、脂が乗っているけど、大味でした。

個人的には、川魚ならば、鱒とか岩魚の刺身の方が好きだな~。


 
湯葉刺し~♪
手作りかな?大豆の味と香りが濃厚で美味しかった!


 

別注文の馬刺しと、牛タタキ♪
牛タタキは美味しかった!
馬刺しは、まあ普通


馬刺し好き
今は閉店してしまった長野県松本駅近くの「米芳」さん。
あそこの馬刺しが美味しくて、わざわざ松本方面に旅行してた。
「米芳」さんの馬刺しの美味しさを基準にしてしまうと、
だあれよりも美味しい馬刺しを食べたことが無い…。
会津も馬刺しの名産地と聞くのだけど…。



 
 


 
黒ゴマ (だったと思う) を練りこんだ、黒い麩の炊き合わせ。
ユリ根、竹の子、どんこ。


 
 


 
 


 
 コシアブラと舞茸、すり身の吸い物。




 
コシヒカリの御飯美味しかった。
デザートの画像は撮り忘れましたm(_ _)m


 
 
 

 
夕食の後、19時半~20時頃。
ロビーから眺めるこの庭に、毎晩テンが来るそうです。
夕食の残飯を容器に入れて餌付けしているのだそうです。

私が見ている時、19時半頃、1度テンが現れましたが、まだ残飯が用意されてなかったので、そのままどこかへ行ってしまいました。
20時まで待ったけど、結局それきりでした。


 
サラダ、豆腐、アジ干物、温泉卵、ヨーグルト、
御飯、味噌汁、
中央の水色のプレート:花豆や梅干、味の濃い漬物や佃煮類など


 
 牛乳はセルフサービスで。


 
 朝はロビーにて、モーニングコーヒーのサービス。
若夫婦がせっせと淹れて、席まで運んでくれました。



この旅館の宿泊レポ一覧へ


他のすべての宿のレポ一覧はこちらをクリック

福島県 甲子温泉 大黒屋 (4)混浴大岩風呂・女性用櫻の湯

2010年08月01日 | 甲子温泉 大黒屋
福島県 甲子温泉 大黒屋 (4)大岩風呂・櫻の湯
HP
ニュイ☆別館 源泉掛け流し 塩素消毒無し 温泉 旅館  温泉旅行 
* * *

上から見た大岩風呂 
大岩風呂の浴舎を見下ろす。左には温泉プールも


全部で4つのお風呂 http://www.kashionsen.jp/hotspring/hotspring.html
・恵比寿の湯(男性用) :1階
・恵比寿の湯(女性用) :1階
・大岩風呂(混浴)    :階段を108段下った川沿い
・櫻の湯(女性用)    :階段を108段下った川沿い

 

大岩風呂は混浴だけど、女性専用時間あり。
19時から21時。



 
正面の暖簾をくぐると、大岩風呂と櫻の湯へ通じる階段。


 
 「湧いてる所に作ったお風呂
ポンプを使わない、昔ながらの自噴泉なので、お湯が湧いている低い場所にお風呂がある。

とにかく階段を降りる。宿の人によれば108段とのこと。
数えながら降りたけど途中で面倒になってやめた


 
ここで、館内スリッパから外履きゴムサンダルに履き替える。


 
 扉を開けるとまた階段。ひたるら降りる。


 
 外に出てさらに降りる。(翌朝撮影)


 
 降りきって橋を渡った先がお風呂。(翌朝撮影)


 
この扉を開けるといきなりお風呂なので、
中の人に配慮して少しずつ、そーっと開けます。


 
 翌朝、チェックアウト前、誰もいないので撮影。


 
 衝立で仕切っただけの脱衣場。昔ながらの共同浴場スタイル。


 

ポンプを使わない自噴のお湯。
ややぬるめの、ヌルツル感のある柔らかでまろやかなお湯♪

浴槽の縁に沿って段差があるので、そこに体育座りすれば半身浴もできる。

かなり大きなお風呂ですが、毎日お湯を抜いて掃除してます♪
素晴らしいお湯を清潔な状態で提供してくれることに感謝!

椅子と桶はありますが、石鹸やシャワー&カランはありません。
掛け湯はできるけど、身体を洗うことはできない。

せっかくの綺麗な温泉をなるべく汚さないためにも、まずは「恵比寿の湯」で身体を洗ってからこちらを利用するのが吉ですが、13時~16時は「恵比寿の湯」が使用できないので、その場合は何度も何度も掛け湯して…かな。



 
 天井


櫻の湯
 
 櫻の湯。女性用だが男性専用時間もアリ。


 
 櫻の湯の脱衣所。新しくて木の香りが心地よい。


 
 
程よい大きさの、明るくて清潔感のある浴室。
こういう浴室けっこう好き♪

ただ、浴槽の底に大きな石がゴロゴロ敷き詰めてあって、
足場が不安定で、その点はちょっと…(^^;)

こちらもシャワー&カラン&石鹸なし。桶はある。


 
 


 
 
たかーい天井


この旅館の宿泊レポ一覧へ


他のすべての宿のレポ一覧はこちらをクリック
<SCRIPT type=text/javascript src="http://www.sitemura.com/images/sitemura.js?hash=74961657ae02e6842"></SCRIPT>

福島県 甲子温泉 大黒屋(3)男女別大浴場

2010年07月24日 | 甲子温泉 大黒屋
福島県 甲子温泉 大黒屋 (3)恵比寿の湯(男女別大浴場)
HP
ニュイ☆別館 源泉掛け流し 塩素消毒無し 温泉 旅館  温泉旅行 
* * *


全部で4つのお風呂 http://www.kashionsen.jp/hotspring/hotspring.html
・恵比寿の湯(男性用) :1階
・恵比寿の湯(女性用) :1階
・自噴大岩風呂(混浴) :階段を108段下った川沿い
・櫻の湯(女性用)    :階段を108段下った川沿い

 
日帰り入浴客がくつろげる休憩スペース。
コインロッカーや、飲み物の自動販売機もある。


 
左の2つの扉が「恵比寿の湯」。

・5年位前に新設された露天風呂付き男女別大浴場。
・シャワーやシャンプー類など身体を洗う設備がある。
・フロントから階段を使わずに行かれる。
・毎日13:00~16:00に清掃。それ以外の時間は夜通し使用できる。


 
恵比寿の湯、脱衣所。
アメニティ、ドライヤー完備。
(注:大岩風呂と櫻の湯にはアメニティ類一切無し)


 
 


 
シャワー&カラン4つ。シャンプー類は「豆乳ナントカ」だったと思う。

「大岩風呂」と「櫻の湯」にはシャワーやシャンプー類は一切無いので、
まずは、こちらで髪と身体を洗う。


 
 内湯


 
 内湯から見た露天風呂


 
庭園風露天風呂。ツツジが綺麗だった。
男性用も似たような造りだが、露天風呂は女性用の方が開放的。
夜、男女交代あり。


 
 


 
 


 
大黒屋には2種類の源泉がある。
「恵比寿の湯は」カルシウム含有の、キリリとしたやや硬さを感じるお湯。湯温はやや高め。ポンプアップしている。

川沿いの大岩風呂と櫻の湯は自噴のアルカリ単純泉でやわらか。




この旅館の宿泊レポ一覧へ  

他のすべての宿のレポ一覧はこちらをクリック

福島県 甲子温泉 大黒屋(2)客室

2010年07月24日 | 甲子温泉 大黒屋
福島県 甲子温泉 大黒屋 (2)客室

HP
* * *

客室は3階の10畳+広縁タイプ。トイレ&洗面所付き。

和モダンの雰囲気をほのかに取り入れつつも、
あくまで実用性を優先させた使い勝手の良い質実剛健的な造りが心地良かった。

扉は幅の広いスライド式、床もフラットで限りなくバリアフリーに近い状態。
お客さんの年齢層が高いとのことで、色々配慮されているようだ。
2階建てだがエレベーターもある。

鍵は1部屋に1つ。
鍵が1部屋に2つ用意されているとさらに良いのにな~。
鍵が1人1つあれば、各人それぞれ同行者に気兼ねなくマイペースで風呂めぐりができるのに~。


 
大きく取られた窓。
障子はすべて壁の中に収納できるようになっているので、昼間は思う存分外の緑を満喫できる♪

6月というのに、コタツ。
甲子温泉、確かに涼しかったです。
さすがにコタツは使わなかったけど…。


 

洗面ボウルの部分は花柄の陶器。

水道の蛇口とは別に、阿武隈の美味しい湧き水が出る蛇口があるのだが…
この水がステンレスのような金属臭がして飲めなかった

新品の電気ポットでも、同じ思いをしたことが何度かあるので、おそらく水を貯めているタンクの匂いだと思われる。

美味しい湧き水が出る蛇口。アイディアは良いのに、、飲めなくて残念!



テレビ、金庫、冷蔵庫、お茶セット、電気ポットあり。
タオルハンガーはバスタオルも干せる大きな物♪

これで部屋の鍵が2個用意されていたら完璧なんだけどな~。
↑しつこい(^^;)

 
アメニティはシンプル。
フェイスタオル、バスタオル、浴衣、歯ブラシ、ビニール袋。
大浴場の脱衣所に化粧品、綿棒、ドライヤーあり。


 
だるまの形のもなか。


 窓からの眺め。新緑がまぶしい!
 
 

 
 あの建物は新しい大浴場だと思う。


中庭を見下ろす。
この中庭に、夜になるとテンがえさを食べにやってくる。




この旅館の宿泊レポ一覧へ 

他のすべての宿のレポ一覧はこちらをクリック

福島県 甲子温泉 大黒屋(1)外観

2010年07月24日 | 甲子温泉 大黒屋
福島県 甲子温泉 大黒屋 (1)外観
HP

ニュイ☆別館 源泉掛け流し 塩素消毒無し 温泉 旅館  温泉旅行 
* * *


気になりつつも、躊躇していた秘湯の宿。

秘湯の本を見ていて、昔から気になっていた甲子温泉大黒屋さん。

でも、、、、
名物の大岩風呂は混浴!女性専用風呂は小さいのが1つのみ
しかもシャワーなどの体を洗う設備が無い
客室にはトイレが付いていないらしい。。。

どうやら古い山小屋風の宿で食事も客室もショボい様子…

素朴でちょっと不便な山小屋風情の温泉旅館も嫌いではないが、
宿泊するにはほんの少しの気合を必要とする。
そんなわけで、気になりつつも、なかなか実現に至らずにいた。



道路開通とともに、全面リニューアルオープン

それでも、年に1回くらいは、宿の公式HPをチェックしていた。

5年位前(?)に、設備の整った男女別の大浴場が新設されて、
「いつか行ってみたいな~」と思うようになった。

その頃、どん詰まりだった甲子温泉と会津方面をつなぐ新しい道路を開通する工事が進んでいたが、その道路開通に合わせるかのように、おととし
全館リニューアルオープンします」との告知があり、新しい宿への期待が膨らんだ。

今年、久々に公式HP見たら、宿はすでにリニューアルを終えて営業を再開していた。
HPも見やすいものに変わっていた。
客室の間取りや料金、お湯の状態など宿の様子が詳しく記されていた。

館内はちょっとモダンですっきりと清潔な雰囲気
そして、何よりも、すべてのお風呂を、毎日お湯を抜いて掃除している…
俄然泊まりたくなった


6月、ハイキングが好きなこともあり、甲子山登山と組み合わせて、泊まって来た。
先に感想を述べます。とても気に入りました!再訪確実です♪


※ちなみに那須の山の中にある三斗小屋温泉の「大黒屋」さんとは、屋号は同じだけど、無関係だそうです。実はこちらの大黒屋さんにも昔から興味があるのですが、車も入れない本格的な山小屋なので、宿泊するには、ある程度の気合とノリノリ気分が必要であり、実現に至ってません。



 
東北道白河I.C.から甲子温泉まで車で30分くらい。
走りやすい道。


 
途中、那須湯本への分岐がある。
甲子温泉へは直進。
新緑がみずみずしい♪


 

 
 


 
長いトンネルを抜けたら、左折して坂を下りていく。


 

 
 駐車場。日帰り入浴もやっているので、わりと広い。
旅館の人に声をかけてから、5時間ほどハイキング。
夕方4時ごろ下りて来て、チェックイン。



この旅館の宿泊レポ一覧へ

他のすべての宿のレポ一覧はこちらをクリック