9月議会で一般質問しました。
①文化複合施設について②青梅地域公共交通計画に高齢者支援の視点を。③独居高齢者、認知症の在宅介護、老老介護の現場でGPSは有効に活用されているか。④子どもの遊ぶ場整備について⑤災害時の避難場所利用と備蓄品としてのヨウ素剤について。
どれも大切なテーマですが、私は、7月に立憲民主党本部にour planet TV代表の白石草さんをお招きして、福島の子どもの甲状腺癌について勉強した内容が余りにも衝撃的で、あれ以来、頭から離れない状態だ。白石さんたちは、福島の子供の甲状腺癌を取材して来て、福島県から出されたデーターや専門家会議の議事録をそのまま会のweb siteに載せ続けいる。
13年前の3月11日に起きた東日本地震で福島第一原発が津波の被害に会い、水蒸気爆発を起こし、放射性物質が、福島県のみならず周辺や東北、関東地方にまで飛び散った。
チェルノブイリ原発事故では、周辺で小児甲状腺癌が多数発生したので、福島でも同じことが起きるのでないか、と心配された。そこで、福島県は県を二分して、全ての子どもたちが2年に一度甲状腺のエコー検査うけるようにした。
今、第5巡が完了し、甲状腺癌の子ども300人に見られた。小児甲状腺癌は珍しい癌で100万人に1〜2人の発症率であると、いわれている。それが、人口170万人の福島県で三百人も見つかった。そしてこのことは殆ど報道されていない。福島の原発事故の時は、東京でも、異常な放射線濃度が測定され、子どもたちに安定ヨウ素の投与の必要性を訴える専門家もいた。
放射性ヨウ素131は直接、あるいわ食べ物を汚染して、体内に取り込まれる。その時、身体がヨウ素で満ちた状態では、ヨウ素を取り込まない特性がある。それを利用した予防法である。
マスメディアによる報道がない今、微力ながら、口から口にこのことを伝えることが、私たちに課せらているように思えた。
折しも、今年末までに新しいエネルギー基本計画が出されることになっていて、政府は原子力を二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして、進めようとしている。原発再稼働の準備が着々と進められている中、少しでも多くの人に知っでもらう必要がある。
今回、画像、音響関係が更新され、初めての議会で、議員の持ち時間を示す表示が出ないこともあり、途中から私は焦ってしまい、4項目目の「子どもの遊び場の整備」を割愛した不手際はありましたが、原発関係の新しい事実を少しだけ広めることができました。
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