昨日、NHKで「日本で一番大きい画材店」が映っていました。
毎日4000人が来店!(5階建て)
色鉛筆だけでも1000色?(2000色ではないよね)ぐらいあるらしい。
朝、絵のキャンバスの搬入が100枚!それが毎日の事!そんな規模違いの画材屋さんでした。
そんな中、番組は店内の様子を映し、特に目に入った興味深いお客様数人にインタビュー!
パッと見、地味な人達(私も含めて)にもそれぞれに人生があるもんだな~って、つくづく思いました。
文房具の名前に詳しくないので、これからの話は適切な説明になっていないと思いますがお許しを!
①一人の男性がスケッチブックを選んでいて、今まで描いていた物が満杯になったので新しいのを買いに来たらしい。とても沢山の種類があるので悩んでいたんだと思いますが、そのうち、自分のスケッチブックをリュックサックから出して見せてくれました。
一見ぼ~~~っとした青年に見えるけど、とてもお上手な絵を描いていました。(私、素人ですが)人って聞いてみないと分からないもんだとつくづく思った。
②中年男性がじっくり座って何かを見ていました。何を見ていたか、昨日の事なのに、忘れた!覚えているのは、、「家族には邪魔と言われるけど、描かずにはいられない」と話す男性…。それでもまだやりたい!
本当に好きなんだなぁ~~って思いました。
③これまた中年男性がじっくり何かをみている。この人はお面を作るのが趣味らしい。その材料を買いに来たらしい。有る展示会で見たお面がきっかけで、飲めり込んだそうです。
お面はいつも持参してるそうで、車の中に入っていて、見せてくれました。大きさは自分の顔と同じぐらいでそれに長い髪型も付いていてとても大きかったです。
そしてそれは全部1枚(1本)の木から作っていて、すごいな~~って感心しました。
普通の青年や壮年の人達が,仕事以外で自分の世界を持っていて、誰かに何かを言われても気にせず続けている!
テレビや街中で、著名人がいろんな事をして、一見優雅に生活しているけど、依頼されて作る物の中には、本来100%自分だけの考えで作れなかった作品もあるかもしれない!期日に間に合わせる為、イライラした時もあったかもしれない。
でも昨日の番組に出ていたお客様の数名は、予算だけは、希望より安いかもしれないけど、本当に自分流で好きな時間に好きなだけ、自分の趣味を自己流に貫いてる様に思いました。
そして、その人達の後姿は、やはりエバルわけでもなく、後光が差してるわけでもなく、でもなんだか、匠や巨匠や著名人と言われる人達より、充実してる気がとてもしました。