ゆのひらんおばちゃん Part3

創業70年の土産屋を 2023年3月末で閉めました。『夫婦で余生を どう生きるか』を模索していきます。

湯のみの山

2023-05-03 | 

母が残した湯呑みの山。有田焼のようです。

 


 
 
いったい 何個あるかと数えたら 80個ありました。近所の お姉さんに10個もらわれていき 残りは70個あります。
 


 
母は旅館をしていたのか?
 
いや そんなことはありません。
 
昔は秋に『報恩講』という先祖供養があり、夜50人くらいを招き、お経と法話の後、軽食や飲み物をふるまう風習がありました。
 
母は甘酒、おからの酢の物、ぜんざい、漬物などを 手伝いの友人達と作り、ふるまうのが常でした。祖母は でーんと座っていて、私は二階に料理の上げ下げと接待でした。慣れない お酌をしたものです。
 
私の記憶では 他に 亀屋・大正館・新屋本家・若松屋の 今は無き旅館で『報恩講』を開いていました。うちも閉店しました。
 
 
その時に使った湯呑みが この湯呑みです。
 
残った 湯呑み どうしましょうかね?
 
 


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