バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

「(続)音と演奏の良いCD」 ヴァイオリン協奏曲編(4)

2019年12月09日 | CD
モーツァルト ヴァイオリン協奏曲

以前に挙げたファウストに加えて、3番から5番までだがシュタインバッハー版を。

アラベラ・美歩・シュタインバッハー ルツェルン祝祭弦楽合奏団
2013年9月、チューリッヒ、オーバーシュトラース教会、セッション録音、SACD Hybrid



 シュタインバッハーは1981年生まれでドイツ人の父と日本人の母を持つ。楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウスBooth(1716)。
他の曲を聴いてみても深く重厚な音だが軽やかさもある感じでどんな楽器かなと思っていたがやはりストラディヴァリウスだったか。
ちなみに、カデンツァは、3番シュナイダーハン、4番、5番ヨーゼフ・ヨアヒム。

 録音は新しくて繊細な音にとれていて素晴らしい。教会の録音だが残響が大きすぎることなくモーツァルトの爽やかな音楽に浸ることが出来る。