バロックリュートでバッハ

バロックリュート、ギター合奏、旅行などの趣味の記録

プレリュード BWV1009を弾く

2023年01月20日 | リュート
 新年から始めたBWV1009全曲録音プロジェクトだが、正月のAllemandeに続いて第1曲のPreludeを録音した。
Allemandeと順番が逆になったが、順に聴いてみると自然につながって聴こえたのでまあ良いかな。。

https://youtu.be/jW-yoTlYPM0

 プレリュードは9年前に録音していたが、今聞き直してみると隔世の感がある。
低音が巻弦だったので残響が長すぎて聴きずらいが今よりずっと速いテンポで弾いていた。やはり当時のほうが指が良く動いていたのだろう。もう一つは、当時メトロノームのように一定のテンポで弾いていたから速い。
 今は、最初はメトロノームで弾けるまで練習し、その後は自分のアーティキュレーション、フレージングで練習を重ねるだけ。

 でも今でもよく分からないのが、弾いている時に聴いている演奏と録音したものを聴いてみた時のギャップの大きいこと。
 強弱やテンポの変化を付けたつもりでもその何分の一しか付いてない。非常に速く弾いているつもりでも聴いてみるとゆっくりとか・・ (プロの演奏ではゆったり弾いているようでも演奏時間は予想よりずっと短い)
音楽とはなんと奥深く不可解なものだろうか。