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「BACH ON THE LUTE」という4CDが1990年台に出されている。無伴奏ヴァイオリンソナタ/パルティータ(BWV1001-1006)と無伴奏チェロ組曲(BWV1007-1012)をバロックリュートにトランスクリプションしたものである。
私はクラシックギターでバッハを弾いていた頃から現在までこれらのCDは数えきれないほど聴いてきたものだ。
今回、「Volumes 5&6 of BACH ON THE LUTE」と位置付けて2CDを出すそうだ。
Complete Lute Works (BWV 995,996,997, 998,999,1000, 1006a)と何曲かのおまけ付き。
録音は昨年7月に終了していてこの3月にリリースの予定。
今回が氏の最後の録音になるかもしれないとの事だが、費用を賄うためのクラウドファンディングが行われている。
私も僅かばかりの寄付をしたが、これは氏への今までの感謝の気持ちともう一つ。。
100ドル以上の場合、「a Bach on the Lute tablature edition of the Lute Works. (Le Luth Dore, 2022).」という一節に目が眩んだということで。
バロックリュートを始めて以降、氏の演奏したTAB譜が喉から手が出るほど欲しかったが、出版予定は公表されていたものの出なかった。私も最期のバッハ録音を始めたところなので3月が待ちきれないところだ。