昨日は”フィッシング沖”の釣りクラブの忘年会があり、かんざん寺のホテルで美味しいものを食べ、釣りの話しで盛り上がって帰ってきました。
その二日酔いでやや頭痛が残るなか今朝8時前に浜名湖へ出掛けました。
理由は岡崎市の友人Fさん親子の釣りガイドをする約束があるからです。小学4年のお子さんのK君が海釣りデビューしたいとのことなので、場所が限られる陸からより釣れる可能性が高い船釣りを私が勧めたからです。
ガイドといってもただ単に釣れそうな場所に案内して釣り道具を貸して釣り方を教えるだけです。
貸し船代を折半してもらうだけでも私には大好きな釣りが安くできるので十分メリットありです。
しかしながら、朝から小雨がぱらつき多少風もあり、初の海釣り&船釣りをする少年には気の毒な天候です。
それでもFさん親子はキャンセルすることなく、8時30分に無事出船することができました。
最初のポイントは本湖の中央航路。キスやヘダイなどを狙いますが、2時間ちかくやっても小さなキスがたったの5匹。
あまりに釣れないのでハゼを狙って庄内湖に移動することにしました。
ところが、ハプニングでFさんが釣り針を人差指に深く刺してしまいました!
私も一度やったことがありますがハゼやキスを釣る小さな針でも、カエシが付いているため自力で抜くのはとても難しく、他者がペンチなどで抜いてあげないといけません。私が小型ペンチで抜いてあげましたが、Fさんは指の出血を気に止めず釣りを続行すると言うので、ハゼを狙って移動しました。
しかし事前情報で釣れるというポイントに行ってもハゼが一匹も釣れず、K君は朝が早かったせいか眠ってしまいました。
このままでは遠路はるばる来てくれた親子に対して面目丸つぶれなので、先々週釣った白州漁港近くの はまゆう大橋下へ移動しました。
そこは初めてのポイントだったのですが、ポツポツと小型ながらもハゼを釣ることができました。
昼になっても雨や風はおさまる様子がなく、水温計ではかると気温は12.5℃(参考値)、水温は16℃。どうりで寒いわけです。
厚着をしてカッパを着ているとはいえ大人が震えているのに、K君は父親よりも数釣れているのに気を良くして、昼食を後回しにして釣りに夢中です。そのうえ、自分で餌を付け、リール竿で投げて、魚を外すこともマスターしました。
午後2時をまわっても、K君はやる気満々でギブアップしそうにありません。
3時過ぎにK君が17匹目を釣ったところでやっと終了。ハゼ釣りでこれだけの時間をかけて3人で50匹程度というのは決して好釣果とはいえないのですが、初デビューのK君には十分おもしろかったようで安心しました。
この粘りと学習意欲を見る限り、また一人釣りバカが誕生してしまったのかもしれません。
この写真は忘年会でもらったリールです。今年の大会で一度入賞したのでいただきました。キビレ釣りにもルアー釣りにも使えるので重宝することでしょう!