質素倹約こそが、人生幸せの土台である。
お恥ずかしいことに我が家にはほとんど貯金がないのです。老後に備えて貯金をする必要がる。遅まきながら、私はヨメに任せていた家計簿を一緒に見るようにしました。
月1回、給料日直後の週末は、二人で次月の予算を組みます。
なかなか家ではお互い忙しいので、その時は、朝から近所のファストフードの店で100円コーヒーを飲みながら、頭を突き合わせることにしました。
私は生来ケチな性分でありますが、経営者として社会でいろいろな経験をしていくと、やはり、日頃の生活で、質素であることが重要である。いかに固定費を抑えて生活できるかが重要である。そのように思います。
老子先生は、質素倹約が幸運の鍵であると仰っておりますが、誠にその通りであると思います。
本当の幸せはお金はかからない。(個人の感想です)
私の個人的な幸福感でありますが、毎日温かいお風呂にはいれて、清潔な布団で眠ることができて、時々は、親しい人と「美味しいね」と感謝して食事をすることができる。もうこれだけで、私の人生は幸せであります。
そしてそれ以外のお金は、なくても良い。とさえ思っております。
だって、私は自分一人では美味しいものを食べても、ちっとも楽しくはありません。それは人によるでしょうが。やはり他の人の「美味しいね」と言う顔が最高のご馳走であります。
でありますから、週末など私が一人暮らしとなる日は、トマトソースを大量に作っておき、数日はそのソースで暮らします。キャベツの千切りや、豆腐や納豆など。単価が安くて身体に良いもの。そのような食事が私の身体に合っております。
軽量化こそ最大の「正義」という設計者マインド。
私が工学部出身であることは先日ちらっとお話いたしました。自動車にしろ飛行機にしろロケットにしろ、いかに軽量化するかが、もう本当にそれが設計の一番の要であります。
アメリカ人などの考えは、大きなエンジンにすればいい。たくさんエンジンを増やせばいい。そのような考えですが、そうなると全体重量も増えてしまいます。
日本人は、コンパクトが得意。というか軽量化という職人ワザが得意であります。
もうね。何百トンもの総重量でも部品を1グラム単位で削っていく。その知恵が創造性なのです。
日本の軽自動車のように、衝突安全基準を確保しながら、しかし車重を軽くする。など本当に日本人の職人技術の真骨頂であります。(話すとまた長くなるのでやめておきます。)
設計者の創造とは。時間とお金の制約あったればこそ。
自動車でも飛行機でもロケットでも。とにかく「軽量化」が最も重要であります。軽量でさえあれば、燃費も良くなるし、操縦性も高まります。良いことづくめです。
しかし各部品からその1グラム1グラムを削るのは、本当に至難のワザなのです。もちろん高価な材料を惜しげもなく投入すれば、それなりに軽量化になりますが、予算も大きな縛りであります。そうそう使えるワザではありません。
設計者の仕事とは、開発期間と予算という2大縛りの中で、どれだけ性能の良いものを創り出すか。という仕事であります。
そしてこれこそが「創造」の典型パターンであります。本当の「創造」とは、厳しい制約の中で、どれほど「生み出せるか」「生き残れるか」なのであります。
根源の創造爆発を考えてみる。
はるかはるか昔の太古。宇宙に時間も空間もなかった時代。根源の爆発によってこの宇宙が誕生したと言われます。
この宇宙に「創造の連鎖」が生まれた瞬間でありました。
私達生き物はみなその「創造の連鎖」を体現しています。限られた厳しい環境の中で、「如何に生き抜くか」「如何に自分の彩り遺伝子を次世代に残すか」。弱肉強食、生存競争と呼ばれる世界ではありますが、それが「創造の連鎖」であります。
主婦の家事の倹約の中に宇宙創造が凝縮されている。
私達の社会の営みもすべて「創造の連鎖」であります。家事育児もまた、時間と予算の戦いであります。一日にやらなければならない仕事は山ほどある。使える予算も限界がある。
時間とお金をやりくりする。やりくりやりくり。この毎日のやりくりこそ「宇宙の創造」そのものであります。
話は飛んでいるように思われるかもしれませんが、私には同じに思えます。マクロ(極大)とミクロ(極小)は同じです。
宇宙は大小さまざまの同じパターンの、無限の組み合わせで成り立っています。フラクタル。
主婦の毎日のやりくりの中に宇宙の「創造」のエッセンスが凝縮しています。
だからこそ。であります。節約=創造。なのであります。
質素倹約な生活=軽量な人生=宇宙の創造の知恵の集大成。
一人ひとりが芸術家。自分が生きた人生という芸術作品。
多くの人は贅沢な生活に憧れます。しかし宇宙の創造の視点では、贅沢な生活などは一瞬であります。
しかし自分の生活の制限の中で、やりくりしながら、自分が生き抜く。家族を養う。これはもう「宇宙の創造そのもの」であります。
寿命が来てこの世界を去る時、誰しも自分の人生という芸術作品を俯瞰して観ることになるでしょう。
創造性に富んでいればいるほど、その芸術作品はキラキラ輝いています。
その芸術作品(自分が生きてきた人生)は、人から褒められるかどうかは関係ありません。自分自身が納得できたかどうか。もうそれだけであります。
自分の人生で贅沢できた瞬間などは、全然美しくなかったことがわかります。
それよりはやりくりしながら頑張っていた生活。もうこれこそが、本当に美しい造形であることを知ります。
そして自分が我慢しても、誰かを喜ばせた。自分は質素倹約した分、誰かを喜ばせた。もうその部分は、本当に、七色黄金に輝いております。
生きていた時は本当に大変だったけど、頑張って生きて良かったわ〜。と心から満足できる瞬間であります。
つづく
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お恥ずかしいことに我が家にはほとんど貯金がないのです。老後に備えて貯金をする必要がる。遅まきながら、私はヨメに任せていた家計簿を一緒に見るようにしました。
月1回、給料日直後の週末は、二人で次月の予算を組みます。
なかなか家ではお互い忙しいので、その時は、朝から近所のファストフードの店で100円コーヒーを飲みながら、頭を突き合わせることにしました。
私は生来ケチな性分でありますが、経営者として社会でいろいろな経験をしていくと、やはり、日頃の生活で、質素であることが重要である。いかに固定費を抑えて生活できるかが重要である。そのように思います。
老子先生は、質素倹約が幸運の鍵であると仰っておりますが、誠にその通りであると思います。
本当の幸せはお金はかからない。(個人の感想です)
私の個人的な幸福感でありますが、毎日温かいお風呂にはいれて、清潔な布団で眠ることができて、時々は、親しい人と「美味しいね」と感謝して食事をすることができる。もうこれだけで、私の人生は幸せであります。
そしてそれ以外のお金は、なくても良い。とさえ思っております。
だって、私は自分一人では美味しいものを食べても、ちっとも楽しくはありません。それは人によるでしょうが。やはり他の人の「美味しいね」と言う顔が最高のご馳走であります。
でありますから、週末など私が一人暮らしとなる日は、トマトソースを大量に作っておき、数日はそのソースで暮らします。キャベツの千切りや、豆腐や納豆など。単価が安くて身体に良いもの。そのような食事が私の身体に合っております。
軽量化こそ最大の「正義」という設計者マインド。
私が工学部出身であることは先日ちらっとお話いたしました。自動車にしろ飛行機にしろロケットにしろ、いかに軽量化するかが、もう本当にそれが設計の一番の要であります。
アメリカ人などの考えは、大きなエンジンにすればいい。たくさんエンジンを増やせばいい。そのような考えですが、そうなると全体重量も増えてしまいます。
日本人は、コンパクトが得意。というか軽量化という職人ワザが得意であります。
もうね。何百トンもの総重量でも部品を1グラム単位で削っていく。その知恵が創造性なのです。
日本の軽自動車のように、衝突安全基準を確保しながら、しかし車重を軽くする。など本当に日本人の職人技術の真骨頂であります。(話すとまた長くなるのでやめておきます。)
設計者の創造とは。時間とお金の制約あったればこそ。
自動車でも飛行機でもロケットでも。とにかく「軽量化」が最も重要であります。軽量でさえあれば、燃費も良くなるし、操縦性も高まります。良いことづくめです。
しかし各部品からその1グラム1グラムを削るのは、本当に至難のワザなのです。もちろん高価な材料を惜しげもなく投入すれば、それなりに軽量化になりますが、予算も大きな縛りであります。そうそう使えるワザではありません。
設計者の仕事とは、開発期間と予算という2大縛りの中で、どれだけ性能の良いものを創り出すか。という仕事であります。
そしてこれこそが「創造」の典型パターンであります。本当の「創造」とは、厳しい制約の中で、どれほど「生み出せるか」「生き残れるか」なのであります。
根源の創造爆発を考えてみる。
はるかはるか昔の太古。宇宙に時間も空間もなかった時代。根源の爆発によってこの宇宙が誕生したと言われます。
この宇宙に「創造の連鎖」が生まれた瞬間でありました。
私達生き物はみなその「創造の連鎖」を体現しています。限られた厳しい環境の中で、「如何に生き抜くか」「如何に自分の彩り遺伝子を次世代に残すか」。弱肉強食、生存競争と呼ばれる世界ではありますが、それが「創造の連鎖」であります。
主婦の家事の倹約の中に宇宙創造が凝縮されている。
私達の社会の営みもすべて「創造の連鎖」であります。家事育児もまた、時間と予算の戦いであります。一日にやらなければならない仕事は山ほどある。使える予算も限界がある。
時間とお金をやりくりする。やりくりやりくり。この毎日のやりくりこそ「宇宙の創造」そのものであります。
話は飛んでいるように思われるかもしれませんが、私には同じに思えます。マクロ(極大)とミクロ(極小)は同じです。
宇宙は大小さまざまの同じパターンの、無限の組み合わせで成り立っています。フラクタル。
主婦の毎日のやりくりの中に宇宙の「創造」のエッセンスが凝縮しています。
だからこそ。であります。節約=創造。なのであります。
質素倹約な生活=軽量な人生=宇宙の創造の知恵の集大成。
一人ひとりが芸術家。自分が生きた人生という芸術作品。
多くの人は贅沢な生活に憧れます。しかし宇宙の創造の視点では、贅沢な生活などは一瞬であります。
しかし自分の生活の制限の中で、やりくりしながら、自分が生き抜く。家族を養う。これはもう「宇宙の創造そのもの」であります。
寿命が来てこの世界を去る時、誰しも自分の人生という芸術作品を俯瞰して観ることになるでしょう。
創造性に富んでいればいるほど、その芸術作品はキラキラ輝いています。
その芸術作品(自分が生きてきた人生)は、人から褒められるかどうかは関係ありません。自分自身が納得できたかどうか。もうそれだけであります。
自分の人生で贅沢できた瞬間などは、全然美しくなかったことがわかります。
それよりはやりくりしながら頑張っていた生活。もうこれこそが、本当に美しい造形であることを知ります。
そして自分が我慢しても、誰かを喜ばせた。自分は質素倹約した分、誰かを喜ばせた。もうその部分は、本当に、七色黄金に輝いております。
生きていた時は本当に大変だったけど、頑張って生きて良かったわ〜。と心から満足できる瞬間であります。
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