まるぞう備忘録

無題のドキュメント

質素倹約について考察する。その3。

2017-12-05 10:22:29 | まるぞう経営学
今月も働いてくれてありがとう。

 わたしのまるぞう株式会社も毎月の給料日。社員のみなさんに給料が支払われます。
 Aさん、今月もありがとうございました。Bさん、今月もありがとう。
 その「どうもありがとう」という気持ちが、給料=お金という形で、Aさんとその家族。Bさんとその家族を守ります。

 うちの会社の毎月の売上げ。これも「まるぞう株式会社さん、ありがとう。」というお客さまの気持ちが、お金という形になって、我々の口座に振り込まれます。お客さまのその気持ちが、うちの会社を守ります。

 みなさんが、社会から貰う給料。これは社会からみなさんに「今月もどうもありがとう。助かりました。」という気持ちであります。
 この社会からの「ありがとう」という気持ちが、みなさんとみなさんの家族を守ります。

 そのお金で、安全な清潔な場所を住まいとすることができます。そのお金で、健康的な食事を摂ることができます。そのお金で、親しい人と思い出を共有することができます。



世の中には恨みがまとわりついたお金もある。

 しかしこの社会の仕組み。正反対のこともあります。相手から感謝されずに、逆に恨みの感情をつけたまま、お金を受け取ることもできます。

 畜生。騙された。そういう恨みの感情で。しかし世の中は騙された方が悪い。世の中そういう面もあります。不承不承、心の中で泣きながら、お金を払うこともあります。そうして稼いだお金。そうして受け取った恨みの感情であります。



 相手から感謝される「どうもありがとう」という感情。これはその人を守ります。しかし「畜生。騙された。」そういう恨みの感情。これはその人を損なって行きます。



 真面目な庶民ほど尊い。陰日向無く、見かけの損得に関係なく、自分の仕事で、自分や家族を地道に養える人。これが一番尊い。なぜならば、その人が稼ぐお金は、社会から「どうもありがとう」という、感謝の気持ちのお金だからです。
 お金の金額は決して多くはないかもしれませんが、どうもありがとう純度が高い給料でありますから。
 その感謝の気持ちは、御本人と家族を守ります。

 逆に「悔しい」感情がべったりこびりついているお金。銀行通帳のゼロの数は多いかもしれません。しかしそんなお金は、本人とその家族をゆっくりゆっくり蝕んでいきます。



お金を支払った人の感情。それはお金についてくる。

 多くの人はお金には色がないといいます。良いお金も悪いお金も同じだといいます。しかし本当は違います。お金に色があります。感謝の色のお金もあれば、恨みの色のお金もある。
 恨みの色の大金を稼いでいる人は、観えていないゆえに。。。恐ろしいことです。

 株で稼ぐのはどうでしょう。
 自分が応援したい会社に、その応援の気持ちとしてその会社の株を買うことは良いことです。儲からないかもしれないけれど、10年20年スパンで持ち続ける。そういう応援の心の株は良いことです。
 その会社の事業が成功した時、配当として報われます。
 「うちの会社を応援してくれてどうもありがとう。おかげさまで成功することができました。」
 そのように感謝の気持ちが、配当というお金で配られます。そのお金は良いお金です。あなたや家族子孫を守ることでしょう。



 しかし株を短期で売買して儲けを出す。このお金は怖いお金です。株の売買は、まず証券会社が手数料を取ります。そして残ったお金を半分個。負けた人から巻き上げて、買った人に渡す。そういう仕組です。

 株で儲けた人のお金。それはどこから来るのでしょう。だれかが「あなた、どうもありがとう」そういってくれるのですか?ちがいます。負けた人達の「畜生」というお金。その負けた人達のお金を巻き上げて、証券会社が手数料を取った残りを、一部の勝った人に配るのです。

 株の短期相場で勝負する人。その人の大半は、お金を巻き上げられます。畜生あの時売って、あの時買ってりゃ。その後悔と恨みの気持ち。大切な財産をつぎ込んで溶かしてしまった。家族の恨み。そういうった負の因子がついたお金を、みんなで我先に奪い取ろうとする世界。怖い怖い。



なぜ宝くじを当てた人は不幸になるのか。

 宝くじで大金を得た人。そのあと不幸になる人が圧倒的に多い。そのような調査があります。
 宝くじの賞金。もしお金の色が観えるなら、それは魑魅魍魎の因子の塊であることでしょう。楽して儲けたい。楽して儲けたい。俺が欲しかったそのお金。お前が持っているのか。羨ましい。恨めしい。
 そういう魑魅魍魎の因子。それが何億円分も凝縮されて、本人の口座に振り込まれるのです。

 何十万円かのありがとう。という気持ちの、毎月の給料のお金とは、同じお金であって、同じものではありません。



犯罪で奪ったお金にまとわりつく負の因子。

 株相場でも宝くじでも、私は好みませんが合法です。一番怖いのは犯罪を犯して得たお金です。
 悪銭身にづかず。これはそのとおりでありましょう。犯罪を犯して得たお金。これは本人または家族を大きく傷つけることでしょう。お金としては普通にものを買うことができます。しかし彼がそのお金と同時にしまいこんでしまった負の因子。

 場合によっては彼の命の危機にもなるかもしれません。本能的に、身を守るために彼はそのお金を手放すことも多いでしょう。無駄遣い。散財して、なるべく身体から離したい。それが彼の無意識の生存本能なのかもしれません。
 悪銭身につかず。それは彼が自分を守るための結果でありました。

 ただそのお金を手放したからといって、彼の負の因子が昇華されるわけではありません。少なくとも最低でも社会において正当な裁きを受けなければ。逃げ得のうちは、彼はその負の因子からは逃げられません。



 世の中には、せっかく稼いだ大金を、無駄遣いして生きているように見える人がたまにおります。その人は、ひょっとしたら、そのお金にまとわりついた負の因子を、本能的に払い除けたい。そのように感じているのかもしれません。

 「今月もどうもありがとう。」正当な仕事で汗をかいて稼いだ給料。それは尊いお金です。御本人と家族を守ります。



つづく



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