まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【映画鑑賞】私の人生。後編。

2023-11-11 07:02:57 | 今日のひとり言

防災カレンダー
11月11日。癸の三重なり。酉の日。
新月週間。

青森県八戸市





観客の想いでストーリが変わる映画。

面白い映画だと何回も繰り返し観ることがありますよね。
もうこの映画3回観た。中には10回観たという猛者もいるかもしれません。
良い映画というのは、観るたびに発見はあるかもしれません。しかし上映されるコンテンツはいつも同じものです。
初回観た時と、2回目観た時で、ストーリーの流れが大きく違うよ。結末が違うよ。ということはありません。

しかしこの宇宙の「私の人生」という映画は、観る人(私)の想いによって、ストーリーの流れが大きく変わるのです。
ここが「多くの魂がこの映画に惹きつけられてやまない」理由であります。



この「私の人生」という映画のストーリーの流れには次のルールがあります。
・欲しい欲しいと願うものほど遠ざかる。
・逃げたい逃げたいと願いものほど追いかけてくる。

これによってこの映画は「没入するほど、この映画から抜け出せなくなる」という魅力があります。



スクリーンの自分を100%の自分と思い込む。

最初はこのように、
・スクリーンの中の主人公に自分を投影する自分
・この映画を客席で観ている自分
バランスがとれておりますが、


没入しすぎると、映画の主人公が自分自身と信じ込んでしまいます。
この映画を観ている本当の自分が客席にいることを忘れてしまいます。



このように100%没入状態が「催眠術状態」とも言えます。
スクリーンの自分が100%の自分と思い込み、観客席にいる本当の自分を完全に忘れた状態です。



静寂の中にいる本当の私。

観客の私は無言の私です。
スクリーンの自分に没入している時でも、ときどき「無言の状態」があります。
傍(はた)からは「ぼおっとしている」と見えるかもしれません。
時間が止まったような、無言静寂の瞬間。これは私達が観客の自分に戻った時です。

この無言の静寂の私は「良心」とも呼ばれます。なるほど。



グルグル・・抜け出せなくなる私。

「私の人生」という映画に没入するのは良いことです。
こんなに並んだ行列ですから、ハラハラドキドキの喜怒哀楽を思いっきり体験したいです。
でもこの映画は堂々巡りになるように出来ています。
没入するほど堂々巡りで抜け出せないように出来ています。
・欲しい欲しいと願いほど遠ざかるストーリー仕立て
・逃げたい逃げたいと願うほど追いかけてくるストーリー仕立て

約2時間という短い映画が終わっても、没入が強すぎる人は映画館から抜け出せません。再び長い行列に並んで、没入映画の続きを体験します。主人公も時代設定も異なりますが、同じ没入レベルから映画が開始となります。
・欲しい欲しいと願えば願うほど遠ざかるストーリをまた繰り返します。
・逃げたい逃げたいと願うほど追いかけてくるストーリーをまた繰り返します。

どうして私ばかりこうなのと願えば願うほど、没入のストーリーは更に深い轍(わだち)を刻みます。



サイクルが逆転する瞬間。

でも一日何回か訪れる「無言静寂」の瞬間にその轍(わだち)から抜け出せるヒントがあるかもしれません。
ああ、そういえば
・手放したら、逆に与えられたことがあったかも。
・与えたら、逆に与えられることがあったかも。
・肚を括って受け入れたら、追いかけてくる相手が消えたかも。

このように没入のサイクルが逆回転するチャンスは一日のうち何度もあります。
それは小さな小さな出来事ですが、でもそれそれ。それに気づいてね。

この逆サイクルが回りだすと、私達はようやく思い出し始めます。
このスクリーンの自分は、このスクリーンの主人公の自分は、本当の自分ではないことを。

本当の自分は観客席でこの映画の主人公との自分であるということを。


私は私を思い出しました。



景色。

この体験がしたかった。
没入した私が、自分自身を思い出す体験が一番価値がある。
グルグルの没入から、本当に抜け出せない魂もいるかもしれない。
そんな危険な(?)映画館から、帰って来れました。



あなたは映画館何回目?
10回で抜け出せた?
100回で抜け出せた?
それとも?




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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今日もありがとうございますさん
・・・
今日の夜、ゴジラを観てきます。
自分自身の映画も、年からすると、後少しかも知れませんが、思い切り楽しみます。

→ 先祖供養が日常週間だったかつての日本人たち。彼らは死んでも「いつもの世界」に戻っていくだけでした。ご先祖様たちというあちらの世が、この現在の自分の生活と同時に存在していました。という柳田先生風の小説です。
いつもコメントありがとうございます。

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うどんに手足を付けたり、食パンに手足を付けたり。土偶のどこかが欠けてるのも、アンパンマンの自分を食えという利他精神をあらわしてるのかも。アンパンマンは縄文文化の進化形なんて作者もおもわれなかっただろう?私の珍説です。
 皆さんの心の中にも進化した縄文人が隠れてるかも、そしてこう言ってるんです。俺らは何万年もいろんなことあっても助け合って生き延びたんだから、おまえも頑張れって。

→ 何千年という大きな周期の振り子もまた静かに揺り戻し始めている今の時代だと思います。縄文の社会に戻り始める。この風景を体験したかった。

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宗像三女神
NHK総合「小さな旅」11月12日(日)午前8:00~8:25
日本神界の国防の最前線、宗像大社の、みあれ祭が紹介されます。
年に一度、10月1日に三女神が漁船団と共に九州本土の辺津宮に会します。
https://www.nhk.jp/p/kotabi/ts/JPN326654N/episode/te/X7R4MLQ18Y/

→ お知らせありがとうございます。

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今、その記事が見ることができないようですね?
タイトルは多分、『伊勢神宮に行ってきました』
前編と後編と補足があったかと。
お気に入りに入れていたのですが…

→ その記事はこちらになります。御神域内で撮影した写真がありましたので非公開としておりましたが、お参りの参考になるのであればと思い再公開させて頂きたいと思います。コメントありがとうございます。

伊勢神宮に行って来ました。前編。
https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/e/9d3be76447b8e45f27973764214025cc

伊勢神宮に行って来ました。後編。
https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/e/97e4b1e25f5708652cd02e46420c440e

明日の記事はまた参拝記が投稿できたらいいなと思います。

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