まるぞう備忘録

無題のドキュメント

悪意敵意を抽出する方法論。中編。

2023-11-19 10:42:41 | 今日のひとり言




人から悪意敵意を受けずに平和な毎日の生活を送られている方が大半でありましょう。
でももし、人から悪意敵意を受けることに遭遇したら。
悩んで御自分の心を痛めるのではなく、今回の「抽出」と「観察」を試してみる機会であるかも。
そういう実験小説。あと1回続きます。



実験1。それは3つに分かれます。

人から受ける悪意の言葉はこのように3つの相に分けることが出来ます。



悪意の念:こちらを傷つけたいという相手の念です。これが土台となります。

悪意の言葉:こちらを傷つけるために相手の念によって創られた言葉です。
・傷つけることが目的ですから巧妙な嘘や誇張の言葉です。
・わざと誤解したり曲解もします。
・頭が良い人ほど巧妙なトリックでカモフラージュします。

小さな警告:私達にとってとても重要な宝です。
・大切な宝こそ、汚い泥の中に隠れていると言えます。
・それは本当は自分が聴きたくない正論という羅針盤です。
・あるいは自分が無自覚だった地雷の部分です。

相手はこちらを傷つけようと発した言葉の中に、本当は自分にとって一番大切な羅針盤となる宝が核となっているのです。



実験2。抽出します。

その悪意の言葉から、小さな警告を取り出します。「抽出」します。



悪意の言葉な黒い粘着のように「小さな警告」にひっついて(くっついて)おりますが、これを丁寧に取り出す作業が抽出です。

相手の悪意敵意とは別に、自分が自覚しておくべきだった「小さな警告」。
相手の悪意敵意の言葉にも何割かは「正論」があります。
相手は、こちらを傷つけるために、こちらが反撃できない「正論」を核に、あとは嘘や誇張などの巧妙な悪意の言葉を粘着させますが。

でもその「粘着」の言葉を、ひっぺがして(引き剥がして)、私が本来意識すべき「正論=本当は認めたくない警告」を取り出します。

あるいはそれは私の「無自覚の地雷」を核にしているかもしれません。
とにかく、そこに触れられると
・私は意味なく悲しくなってしまう心の場所
・私が意味なく怒りに燃え盛ってしまう心の場所
それが地雷です。

相手が頭の良いサド公爵だと、こちらの地雷の場所を的確に嗅ぎ取ることができます。
そしてその、こちらが「無自覚な地雷」を刺激するように、粘着の悪意のある言葉でを発してくることでしょう。

誰でも「地雷」があるのは仕方のないことです。
でも「無自覚」か「自覚」かでは、天と地の差があります。
自分の心の中の「一番触れられて欲しくないところ」が「ここ」だと自覚するだけで、人生は拓けていきます。
この話はまたあとで考察したいと思います。



それは(練習すれば)誰にでも出来ること。

相手の粘着の真っ黒な「悪意の言葉」から、自分にとって必要な「小さな警告(=耳の痛い正論か、自分が無自覚だった地雷の部分か)」を抽出すること。

短い私達の人生の中でとても大切な工程です。
もうあの世に戻ったらこの「昇華」は出来ません。という人生旅の小説です。

最初は黒い粘着から「小さな警告」をひっぺがすのは骨が折れることですが。
でもこれが「昇華」であります。
短い生きている期間でしか出来ないこと。

相手の黒い粘着の波動と、自分の波動の周波数を明確にずらす(分ける)ことです。
本当に意味があることです。



抽出する過程を通して私はもう同調していません。

抽出が終わったあとの、相手の悪意の言葉と念という出がらしです。



私はもう波長が分かれましたから、これらを受け取ることはないです。
受取人がいない荷物はいったいどこに戻るのか。
特にもう私には興味のないお話です。



実験3。静かに観察する。

でも、相手の悪意の念については、静かに観察いたします。



観察していくと相手の悪意の念は2つの要素が絡み合っていることがわかります。
・「助けて」という悲鳴と
・相手が傷つくのを楽しんでいるサド公爵
2つの面です。



「助けて」

人を傷つけたいという「悪意の念」は、実は本人が苦しんでいることが多い。
自分が苦しいから、人を傷つけてしまう。
相手が傷ついて悲しんだり憤慨しているのを見ている瞬間だけ、自分の苦しさを忘れることが出来るから。
でもその人の本質は「私を助けて」と声なき悲鳴をあげているように観えます。



サド公爵

もう一つはサド公爵の一面です。
本当に人を傷つけることが快感になっている。そういう性質です。

ただしそういう人であっても、やはり心の奥底には良心という心の太陽があります。
その心の太陽から離れてしまって生きている魂は。
やはり「助けて」という声があるのかもしれません。



「観察すること」は私達が思う以上のことです。

その相手の悪意の念は何対何でしょう。
それは人によって異なります。
9対1の方もいるでしょう。5対5の方もいるでしょう。逆に1対9の方もいるでしょう。

悪意の念に対して。
・同調することもなく
・忌み嫌うこともなく
・静かに観察だけです。

この方の悪意の念の本質は。何対何なのだろう。
静かに観察するだけ。



・丁寧に「抽出」したあと
・その残り滓は受け取らず
・ただ相手の悪意の念を同調することなく静かに観察します。
(今回この方の悪意は「助けて」と「サド公爵」何対何でしょうか。と。)



その時は是非試してみてください。

人から悪意敵意を受けずに平和な毎日の生活を送られている方が大半でありましょう。
でももし、人から悪意敵意を受けることに遭遇したら。
悩んで御自分の心を痛めるのではなく、今回の「抽出」と「観察」を試してみる機会であるかも。
そういう実験小説。あと1回続きます。


つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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たま♪ さん
・・・
「悪意敵意の中から大事な事を抽出する方法論」では?

→ ご指摘ありがとうございます。正しいです。
タイトルは、括弧の中が省略されたとお考えください。
「悪意敵意(から大事な事)を抽出する方法論」

==========
こんにちは。
仕事が出来る人は、これが出来る人が多いと観察をしていて感じます。

→ コメントありがとうございます。本当に。
自分が正しいか正しくないかの勝ち負けが重要なのではなく
何が正しいのかどうかを知りたい。と分けられる方は、結果的に仕事が出来るという結果を出すことが多いと思います。

黒い粘着をひっぺがすこと。
最初はなかなか難しいように思いますが、試行錯誤の中でどなたでも出来るようになります。
興味のある方は、本日の記事に描いた上記の「図」をご参考にして頂きたいと思います。
よろしくお願いいたします。

==========
最近ネットで拾った言葉。
「みんな違って、どうでもいい。」
もちろんスルーしちゃいけない事はあるけど、皆が基本的にこういうスタンスだったら、人生のストレスが大分減りそうと思いました。

→ 抽出が出来るようになるとまた世界の波長が変わって感じられるかも。という近未来小説です。
コメントありがとうございます。

私は「開運」という言葉はよくわからないし、自分の人生でも使ったことはありません。
でもこの記事を書いてみて、これこそ「開運」だと思いました。
相手の敵意や悪意の言葉に粘着されたなかにある「小さな警告」を一つひとつひっぺがして取り出すことが、一つひとつの「開運」です。
「開運の宝」は、こちらを傷つけようという悪意や敵意の言葉や態度の中に隠されていたのです。という開運小説。

この世の人生が終わって、ネタバレされながら俯瞰する時、悪意敵意の方も自分にとっては大切なお役目の方たちであったと感謝する。というあの世の物語という小説がありそうです。

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まるぞうさん、教えて下さって有り難うなんて言わないでくださいよぉ。恥ずかしいから。私は相手の横槍から逃げたい段階なんです。興味がない人の場合、相手が悪意だろうが好意だろうが然程影響はないわけですが、なんども粘着的に絡んで来られたら、やっぱご親切に有り難うと嘘ついてまで逃げるしきゃないんで。それでタチ悪いて言われてもかまわないので、何より相手の関心から逸れた所に移行したいっていうズルい人間なんですね私は。人からされてることを自分の盲点への気づきとして考察し因果から解放されたら、そら素晴らしいと思うわ。でもそうそう理想通りにはいかないのですよ。でもでも、まるぞうさんのいわれてる半分半分の間の置き方?はカッとなり易い私に一旦停止する冷静さと、考える猶予を与えてくれてますよ。助かってる。だから此方こそ有り難うございます。なのです。変なこと書いてごめん。

→ 私が昨日のコメントを読んだ時に昔読んだある小説を思い出しました。
それは、相手の本心は、表面上の言葉や態度とは正反対でした。というものでした。
だから、小説の主人公は、何となく「違和感」を感じていたのでした。そして自分自身も漠然と無自覚だった本心があったこと。
結局は「相手の表面の言葉や態度と正反対の本心」と「主人公が無自覚な心の本心」のやりとりが「違和感」の正体だった。という小説を思い出させてくださって、ありがとうございます。と思いました。

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