語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「け」欠点か満点かは心掛け次第

2005-09-01 19:41:21 | Weblog
「け」欠点か満点かは心掛け次第
・超セールスマンは自分の価値を百倍、千倍にする

◆欠点と満点

 国語辞典に曰く、「欠点」とは不十分・不完全で非難の対象となる点とあり、その反対語は「美点」。また「満点」とは試験などで規定の最高点とあります。売り上げ予算達成などは満点の類ですが、日頃の心がけ・事前準備を怠らなければ、達成されるべき視点で作られた「規定内の満点」は実現可能です。

 古い話で恐縮ですが、満点と言えば、1976年モントリオール・オリンピック体操競技で史上初の10点満点をとったナディア・エレーナ・コマネチ(Nadia Elena Comaneci)を連想してしまいます。コマネチは、同大会で10点満点を連発し、金メダルを3個も取ったルーマニアの体操選手です。20世紀中、最も優れたアスリートと呼ぶ人もいます。

 そのコマネチの練習中のエピソード。跳馬でまさに「10点満点」の試技を見せ、居並ぶ見物客を唸らせた刹那、ルーマニア・チームのコーチが「Nu!着地で眼が動いた」…と言ったとか、言わなかったとか。どうやら、世の中「満点」の上には「完璧」が控えているようです。

     「満点を道標に『完璧』を目指しましょう」

◆完璧:一つも欠点が無く完全なこと

「璧(へき)」は平らで中央に孔のある宝玉で、完璧は「傷のない玉」が本来の意味となる。「完璧而帰(璧をまっとうして帰る)」という故事[史記 廉頗藺相如列伝]から、完璧は大事なことを成し遂げる、の意味にも使われる。


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