「え」 笑顔を忘れるな 笑顔は最高のサービス

「え」　笑顔を忘れるな　笑顔は最高のサービス
・笑顔こそは、優しいこころ、感謝のこころ

いつでも笑顔は心に余裕を持たせ疲れを癒してくれます。また見ている人にも好印象を与え、人間関係を円滑にしてくれます。
日本人は褒めることも苦手ですが笑うことも案外苦手です。世界中で顰蹙を買った「ニヤニヤ笑いgrinning」は日本人の代名詞となっています。どうも「満面の笑み」「破顔一笑」が身につきません。
しかし身近に「笑顔『０円』」とメニューに書かれたファースト・フード店があったり千葉県浦安市にある巨大アミューズメント・パークが「笑顔」のウルトラ・ダンピング・セールス実施中であったりといった風に、どちらも笑顔が接客の基本であることを再認識させてくれます。
作為的で人工的なプラスチック・スマイルはどうも苦手とういう方にお勧めなのが「顔施」。
アジア某国のある地域では原始的仏教が色濃く残っており、出家したお坊さんはとても尊敬され「お布施」が盛んに振舞われています。そんな中にあっても、非常に貧乏な人々は物品や金銭での「お布施」が出来ません。そこでお金の無い人は「顔施＝笑顔の施し＝ニッコリ微笑む」を実践します。「顔施」を実践することが仏への、感謝の心、帰依とは粋な話しです。
話し変わって、ずっと以前売れっ子のファッション・グラビア・モデルのＭ．Ｋ．さんとお仕事をしたことがあります。その人は宣伝材料として笑顔を要求するカメラマンに総て違う笑顔を提供できる、つまりはシャッター一押しごとに表情が違う、１００回シャッター切れば１００個の笑顔…はにかんだ笑顔、澄ました笑顔、ちょっと困った笑顔、泣き笑い等など…変幻自在とでもいうのでしょうか、さすがはプロフェッショナルと感心したものです。
そんなプロのモデルさんの例を引くまでも無く、我々は色々な笑顔を知っているのです。だから人は誰しもどんな状況でも笑顔を見せることが出来る筈なのです。アリストテレス曰く「笑うのは人間だけである」
また先端医療の現場でも、最近では自然治癒力の向上に「笑いの効果」が重要視されています。私の主治医も盛んに「寄席通い」を推奨します。笑顔を作ることで免疫力の上昇、ナチュラルキラー細胞の活性化、等々メリットばかり。ご自身の健康の為にも、さあ笑いましょう。

●「笑う門には福来たる」；笑い声が絶えない家には必ず幸福が訪れる。
●「笑いは百薬の長」　　；適度な笑いは身心ともに健康によい。「笑いに勝る良薬なし」とも。
●「笑う顔に矢立たず」　；憎いと思っている相手でも、にこやかな顔で接せられては、憎しみも自然にほぐれる。
●最後に笑うものが一番よく笑う。He laughs best who laughs last.

毎度ご笑覧いただきありがとうございます。何卒よろしくご笑納下さい。