ALABAMA the SOUTH(2)

＜サザンガキュは九九です＞

　クロコダイルには結構何度も通ったものですが、この日はなぜか緊張して道を間違えるという失態…どうやったら渋谷駅から歩いてクロコまでの道を間違えるのでしょう…。

でもそれを差し引いても「凄かったこと１０個」つづき…

⑦曲の繋げ方が「きっちり」としていて凄かった。
さすがは岸田御大いいセンスをお持ちです。ＭＣよりも「次の曲を弾かせろー」のパッションが優先していたようで時間の限り弾きまくる姿は「ギター・キッズ」です。

⑧それにしてもレスポールは凄い
　岸田さんの愛機NANCY(Gibson Les Paul Standard 1959)はチューニングが若干甘くなるみたいだったけど「そんなの関係ねー」のミラクルワールド。
　立てかけてあるヴィンテージギターは緊張してしまうが、ステージ上でプレイされている分には全然平気。天満さんの「ストラディバリウス」の時もそうでした。手の届くところに「数百万ドル！」のヴィオロン！！緊張するぜー。でも彼女が弾いていると全然リラックスできる！
　岸田さんのプレイも結構「憎いね！？」フロントＰＵでチョーキング・ビブラート！そんでちょいフィードバックして「格好いい！」。ガラスケースに拉致されている「死蔵ヴィンテージ」とは違いいい感じのサウンドです。楽器はやっぱり音だしてなんぼです。
　欲しくないといえば嘘になるが、私が所有しても（仮に、飽くまで仮にネ）面倒見切れない。クラシック・カー並の手間がかかりそうなんで敬遠します。もっとも一声「４０万ドル！」の世界には付いていけないよー。リイシューとかエイジドはその為に人気があるのでしょう。

⑨ベースが頑張っていて凄かった
新加入？編集長・ベーシストの頑張りが新鮮で良かった。「アラバマボーイ」？の時にはそーっとギタリストのコード進行を確認しながら弾いていたりして…テレキャス・ベースって弾きにくいんじゃないでしょうか？「チョッパー」を入れない潔さは「グー」。伊藤広規さんが「チョッパー嫌い」って言っていた意味がなーぁんとなく分かる気がします。もっとも「広規さんのチョッパーは他人と全然違うからな」とは豊橋の友人。

⑩娘さんの甲斐甲斐しい接客も「凄かった？」
とうちゃんの姿をカメラで狙いながらサウンドチェック？や接客にと良く働いていましたねー。[Kuni-san in the Mirrow]は美しく撮れたのでしょうか？（謎）

仕事が残っていたのでメンバーの方々にゆっくりご挨拶できず残念です。

[Live Data]

-20th.Aniv.Nancy"Kunio Kishida Vintage Guitar Sound Live Show Vol.4-
Kunio Kishida & The Swamp Waters

2008.5.13(Tue)Live at 原宿クロコダイルOpen-18:00 Play-20:00

Kunio KISHIDA(Vo.&G.),Joe TAKAHASHI(Vo.&G.),Karimen Soy-ano(B.),Bamboo TAKEUCHI(Dr.)















「凄いこと１０個ないじゃん。⑥がないよ」というクレバーな方へ

…そんな細かいことにいちいち気を使っていたらサザンロックは語れません。Keep On Rock'n!

敢えて論えば、
⑥PUF付きのエクスプローラが出なかったことが「凄く残念」