語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

ライブ【BBB-A】in西荻窪TERRA(後編)

2008-02-07 14:44:33 | 音楽・楽器
「 BBB - A 」ライブデータ2008/02/03 西荻・TERRA
OPEN  18:00 START 19:30 チャージ¥2,500+ドリンク別
依田 DEKAPAN 稔(G.Vo)鹿島 OYAJI伸夫(Org.Vo)
渡辺 GERUSHI 茂(B.Vo)茂手木 HIDE(Dr.Vo) Guest葵 香住 (Vo)

<モンスターズ・インク>:もしくは神々の降臨?

(つづき)…うーん?これはジャズでしょうか?メロ・コアでしょうか?安定したリズム隊がオルガン(ハモンド)とギターの絡みを強力にサポートしている。
 ベース渡辺茂さん(もんた&ブラザース?)のノリの良さは音だけでなくビジュアル的にも証明されちゃうくらいに全編「スィング」。全部100%弾き切れて当たり前という感じ。楽しいだろーなー、あんなに乗れたら。
 そんなベースに対抗するドラムは、「ぶっ叩き」…すりこぎでも使っているんじゃないかと思うほどパワフルだが、野球でいう「芯を喰っている」、小気味よい「スパコーン」という音になっている。「ドスドッス」ではなくて「バッドン」?シンバルがまたいい音で響くんだなー。
 鹿島君のハモンド・オルガンは「鬼に金棒」だが、前半は結構控えめに高音域でアドリブプレイを官能的に奏で、中盤以降は集中するためかブラインドでプレイ。「あっちの世界に行ったきり」の時もあり、ブレイクのQを出すタイミングをDEKAPANさんが「蘇生待ち」することも(笑)
 途中、歌うことが好きな彼はインスト曲中のリフ?に歌詞を乗せてアッピール。「♪あの人は~あー悪魔…」ってちょい無茶?ちなみに私には「♪真っ赤に燃ーえた太陽だぁーから…」に聞こえましたよ。
 こんなモンスターバンドのフロントを仕切るDEKAPANさんのギターは「L・リトナー」的なピッキングニュアンスの微妙な調整とボリュームコントロールで、高音-低音、クリーン&クランチを自在に操っている。紡ぎ出すメロディーはロック!誰が何を言ってもロック!しかも正統派!
 ピッキングハーモニクスも手練手管と云うか当たり前の様に出してくる。チョーキング?ベンディングの妙もいい味。名刺代わりにダブルベンディング??も心地いい。照れまくりのMCは「玉にきず」。もう一つ学んだのは、ソロフレーズに詰まったらネックから手を離す!?出てこないんだから仕様がないものねー。
 1st.ステージは非常にタイトで緊張感もあったけど、2ndはだいぶヨレていた。2ステージをこなしてアンコールは「クロスロード」。

 やっぱりこの人達も西荻窪駅前の十字路で悪魔と契約したに違いない!

ちなみにバンド名のBBB-AはBBA(ベック、ボガード&アピス)への対抗意識ではなくメンバーの血液型だそうです。次回の再会が待ち遠しいです!


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