語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「あ」 アンテナは高く、指向性は強く、頭は低く、自我は控えめに

2005-10-07 15:49:33 | Weblog
「あ」 アンテナは高く、指向性は強く、頭は低く、自我は控えめに
・情報の収集はこれしかない

◇同じパーティに出ても…

 情報収集や人事交流のために「懇親会」と呼ばれるパーティが催されることがあります。文字通り親しくなるための会合なのですが、同じパーティに出ていても友人を作れる人、作れない人がいます。
 同じように名刺交換をして立ち話をしているようでも、しっかり印象を残し、相手の興味を惹く人は、どんどん人脈を拡げていきます。

 そんな人を観察していると、日々いろいろなことに好奇心をもって暮らしているのでしょう、その話題の豊富さは言うまでもありませんが、その日の天気でも住所でもテーブルの食事でも、なんでも利用して会話の「キャッチボール」を楽しんでいます。そして、相手に喋らせるように仕向けて、いつしか相手の話に相槌を打つだけに留めています。

 初対面でいきなり自分の商売の話しを切り出す人もいますが、一方的に聞かせるようなセールストークは願い下げです。「今度会ったら商売・仕事の話しをじっくりしましょう」という余裕も必要です。

 また、いかに話題が豊富でも「知識の切り売り」は止めましょう。特に「雑学・豆知識」の類は飽くまでも会話をスムーズにする潤滑油で、相手から話を引き出す「呼び水」と理解しましょう。
 せめて、「○○は△△だと知っていますか?」ではなく、「私は知らなかったのですが○○は△△なんだそうですね」と言ってもらいたいものです。


「 自分の知っていることをいつも口に出すべきではないが、口に出すことはいつも知っておくべきである。」―クラウディウス 一世 (10B.C.-A.D.54)
[Say not always what you know, but always know what you say.]

◇ローマ帝国第4代皇帝クラウディウス◇
(Tiberius Claudius Caesar Augustus Germanicus BC10-AD54)
50歳まで歴史家を生業としてきたクラウディウスは、先帝『カリグラ』の突然死により、帝位を継承するも妻『アグリッピーナ』の謀略により死亡。養子『ネロ』が16歳で皇帝となる。


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