語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「た」 たかが「御用聞き」されど「御用聞き」

2005-05-19 00:08:58 | Weblog
「た」 たかが「御用聞き」されど「御用聞き」
・お客様のこころは時とともに変化する、変化の先取りこれしかない


どこでも「この指とまれ」と沢山の選択肢が市場には存在します。どの指にお客さんが留まるか、飛びつくかはお客様次第。飽きれば他の指に移るだけのこと。お客様を囲っておけるなどと考えることは、この際キッパリ止めましょう。

常に新しい提案を携えてお客様に接しなければいけません。何も新しい提案は新商品・サービスに限りません。「こんな生き方はどうですか?」というライフ・アドバイザーも立派な「超セールスマン」です。

「最近どうですか?」 ご無沙汰したお客様への切り口上の一言。これではいけません。「最近こんなことがありました」を先に言うべきです。お客様との関係が密接なら尚更です。「御用聞き」もギブandテイク。困っていることを聞き出すよりも、より良くなる提案を常に伝えてこそ信頼されます。

中国の商慣習に「聴料」というものがあるそうで、情報を聞いただけでも感謝の徴を謝金する。相手に情報を求めるばかりの御用聞きは生き残れません。情報のバランスシートを意識しましょう。

中国ついでにもうひとつ。中国の諺に曰く

「小医は病気を治し、中医は人も治し、大医は国をも治す。」

ソリューション・ビジネス(問題解決型)に合い通じる究極を示した言葉だと思いませんか?「会社そのものを治す提案」そんな極みを目指しましょう。



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