語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「も」 目的を明確に持って計画的に、継続的に、情熱的にセールス活動

2005-12-08 21:24:40 | Weblog
「も」 目的を明確に持って計画的に、継続的に、情熱的にセールス活動
・明確な目的を持ってこそやる気はわいてくる


■目標は幾つあっても良いが目的は一つ

 単純化モデルで捉えると「目的と目標」の関係は「何のために(目的=意味)、何をする(目標=成果)」です。

 目的/目標設定はより単純でなおかつ具体的であり精緻でなければいけません。

 例えば、第二次世界大戦でのドイツ軍による多方面にわたるフランス攻撃の場合、「目標はパリ占領。目的はフランス政権掌握」に集約できます。

 また、目標によってはもう一段階手前に更に目標を用意することも必要です

例えば、目的=業界トップシェア・カンパニーになる

    目標1=業界シェアを50%にする

    下位目標1(目標1のための目標2)=5万台売り上げる

計画段階で目標は6W2H(why,what,who,where,when,which,how,how much)*1の篩(ふるい)にかけ目的に合致するよう具体的で計量可能なものでなければいけません。

この様に明確に計画を立てれば自ずと、技術、時間、人員などの目標達成に必要な要因が浮き彫りになり、現状とのギャップが「攻めどころ」としてより具現化します。

■「目標達成」が必ずしも「目的を果たした」とは限らない

とにかく「目標達成」しさえすれば「目的を果たした」と思いたいのですが、目的によってはそういえなくなるケースもあります。

目的:職場で売り上げ一番になる 目標:○△君を追い越す

たとえば、下位目標「○△君の売り上げの25%アップ」を達成しても○△君の倍売り上げる新人が現れることもあります。一度たてた目標を金科玉条の如くにとらえたりせず、流動的に情勢をチェックし、達成したい目的から常に目標の最適化を考えなくてはなりません。

その為にはPDCAサイクル【Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認、修正)→Action(対応)】を常に回して、目標達成へのプロセス管理をいかに的確に良いタイミングで行うかが肝要です。

「目標や実行計画」は立てることが「目的」ではなく、ましてや言い訳や合理化のためでもなく、実現することが「目的」であると知りましょう。

*1.6W2H (why, what, who, where, when, which, how, how much)

Why.....◆なぜ、何のために(目的)
What....◆何と何を(目標=期待される成果)
Who.....◆誰が(実行者、協力者、ライバル)
Where...◆どこで(地域、実施場所)
When....◆いつから、いつまで(期間、納期、〆切)
Which...◆どの手段と方法で(道具、作戦、スキル)
How.....◆どのような段取りで(実施手順、日程管理)
How Much◆どれくらいの規模・費用で(コスト、経費)


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