語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

プロフェッショナル・職業の自由

2008-04-01 17:56:28 | Weblog
◆プロは力量があるから凄いのか、凄いからプロなのか?

下手っくそのプロ。居ます居ます。お客様に向かって暴言を吐いちゃう「おプロ様」。
「オレの料理は旨いんだ…大統領も認めてる。味が判らないなら帰ってくれ」
「客のノリがイマイチだから、オレのプレイも狂っちまう。英国は良かったな」

志が低いのですね。確かに客サイドからみて「下手」がばれちゃうのは残念です。プロなんだから欠点を補って余りあるプロとしての「個性」を求めますよねぇー。技量的に劣っても「力量」が勝っていればいいのです。パワーを放出してないと…人並みの謙虚さを忘れないでいてほしいです。

寿司はネタの鮮度が善し悪しを左右する、そうですが。かつて、長崎県佐世保市、静岡県沼津市で「不味い寿司」をいただいたことがあります。舎利とネタが合っていない、お酢の配合が「下手」なんでしょう。その逆に海無し県である群馬で美味しい寿司にありつけることもあります。酢の打ち方次第なのでしょう。これがプロ!

「職業に貴賎なし、あるのはその志しにおいてのみ」

わたしのあこがれる理想的な職業は「村の鍛冶屋」さんです。鍋でも鎌でも刀でもお客の使い勝手を想定して黙々と作る。作ったモノは必ず直せる。もう今はない職業です。ソリューションとかオートクチュールなんぞの横文字に頼らなくても、CSR、CSMなんて放っておいても良いんです。「村の鍛冶屋モデル」こそ究極かと思います。

話し変わるのですが、私は個人タクシーを選択する目安とするポイントがあります。それは屋根に「三ツ星」マークがついている「マイスター」資格の運転手さんにお願いすることです。3年間無事故無違反でないと申請できないので、年齢的には高い方が多いのですが、だいたい「運転はへたです」といいます。「自分を知っていますから」とも。こういう方には初乗り710円は高くないです。

それに対して「雲助」「神風」に代表される運転手さんに当たると大変です。「どこそこまで20分で行ってやる」「元警察官なんだ」等々、まだ途中で降りる勇気はありませんが、運転手さんと心中する気もありませんので、そこんとこヨロシクです。


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