あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

飲んだら出るな,出るなら飲むな

2005年06月17日 23時32分58秒 | 政治
酒飲んで衆議院本会議に臨み,それに対して社民党議員が退場を要求するなどして,国会が若干紛糾したようです。
もっとも,この社民党の指摘は,どちらかといえば議会の会期延長決議に対する引き延ばし策の一つであり,結果的に効果なく55日間の会期延長が認められることになりました。まあ,それはそれでいいのですが,やはり,この報道からふとした疑問がありました。

酒飲んで仕事できるか?

「できるぞ」と言われればそれまでですが,酒飲んでなおも正常な判断ができるのか私には疑問があります。特に国会という重要な場所であれば,なおのことです。
市民感覚として,このような重要な場所での飲酒は,例えほんの僅かであっても許されないのではないでしょうか。例えば,「市役所に住民票を取り入ったら,窓口の人が酒飲んでいたが,住民票は正しく渡された。」,「銀行に行ったら,窓口の人が酒飲んでいたが,お金の処理は正しかった。」「警察行ったら,警官が酒飲んでいたが,犯人を逮捕してくれた。」,「救急車呼んだら救急隊員が酒飲んでいたが,適切な処理をしてくれた」などの場合,どう思うでしょうか。
「結果オーライ」で許されるとは思えません。っていうか,そもそもこのような人たちはきっと処分されるでしょう。
国会だって同じことです。酒飲んでへらへらしているだけの議会だったら,もはや議会制民主主義は崩壊したといっても過言ではありません。議員にとって,議会とは,先の例でいう市役所や銀行の窓口と同じものである,という認識を持ってほしいものです。

誤解のないように言います。飲酒が不可といってるわけではありません。仕事が終わった後ならば,好きなだけ飲めばいいのです(もちろん,某元議員のように,わいせつ行為をしたらいけませんが。)。

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ちなみに,新聞報道では,次の議員が飲酒または飲酒疑惑があるということです(朝日新聞及び日経新聞による)。

1 自民党
  小泉首相
  森前首相
  秋葉賢也氏
2 民主党
  樽床伸二氏
  平岡秀夫氏
  吉田治氏

ただ,実際にはもっといると思いますが。