この前、訪れた湯浅・御坊の町。
醬油発祥の地、熊野古道、歴史と伝統の町として「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている湯浅町。
雨降る中、小路を右に左にと曲がり古い街並みを楽しみながら歩いていると「甚風呂」の暖簾が現れて・・・銭湯?不思議そうに眺めていると「どうぞ入ってください」とボランティアで説明役をしておられる女性の声がして入らせてもらった。
幕末頃に出来昭和の時代まで銭湯として活躍していたと言う。
江戸時代の銭湯と言うと2階があり将棋を打ったりお茶を飲みながらの会話があったりすると時代小説に出てくるので、この銭湯も2階があるんですかと聞いたがこの銭湯は初めからなかったらしい。銭湯も何軒かあったようだが、この甚風呂だけ残り古民具などを展示して歴史的民族資料館として公開されている。
こんな古い看板もまだ残っていてほっこり。