この前、兄の所に夕ご飯を持って行くときの話。
自転車を走らせていたら、高校生くらいの男の子の
「ただいま・ただいま」と元気な声が聞こえてきた。
家の中から「お帰り」と、これ又、お母さんの明るい声
が返ってきてガラガラとドアが開いた。
「ただいま」「お帰り」何ともない日常・毎日使われて
いる挨拶。でも、リリオーにとってスゴク新鮮な気持
ちにさせてくれる言葉だった。だって、もう何十年と
使ったことが無いんだから。
母と一緒に暮らしていた時は、当たり前に使っていた
「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「お帰り」。
一人で生活するようになってから誰も答えてくれないの
に言うこと無しで、自然に忘れてしまっていたよ。
そうか・ただいま・・・か。
兄の所から帰って部屋のカギを開けドアーを開けた・
そしてリリオーは大きな声で「ただいま・ただいま」
「お帰り」は返って来ないけれど、気持ち爽やかにな
った。そして続けている・元気になるよ。
近所の男の子に教えてもらった・ありがとう!
でも、もしかして・あなた・・・待っている人がいるのに、
黙って玄関をガラガラ開けていないだろうね。
あら・帰っていたの?なんて言われていないだろうね。
大きな声で言ってね「ただいま」と。