九州と埼玉を行ったり来たりでPCを持ち歩くのも面倒だし、山行記録もサボって溜まってしまうので今回はマジメにすぐBLOGにUPです。
1日目
2010年8月8日(日)
行程
自宅3:30~(車)七倉7:00/7:15~(タクシー)高瀬ダム7:25/7:32~ 三角点10:35/10:45~
烏帽子小屋11:56/13:17~ 前烏帽子13:33~ 烏帽子岳14:00/14:08~ 烏帽子小屋14:58
会社の夏休みが変則でお盆前の平日も休めることになったので、さて何処へ・・
あまり長い日程も取れないのでサクっと裏銀座の雰囲気を少し味わうことにした。
計画では、高瀬ダム~烏帽子岳~野口五郎岳~湯俣温泉~高瀬ダムという高瀬ダムをぐるっと廻ることにしたのだが・・・
朝の運転はいつもかったるい。今回は単独なのでなおさら・・
予定では七倉から高瀬ダムへのタクシー通行可能開始時刻の6時半に合わせて到着・出発するつもりだったが、途中で眠くなってしまいノロノロ休憩しながら運転したため予定より1時間近く遅れて到着。
準備していてストックを忘れたことが発覚。急登にストック無しでは大変なので木の棒を探したらすぐに丁度いいのが見つかりラッキー・・
七倉から高瀬ダムへのタクシーはちょうど湯俣温泉に行く人2名と相乗りになってラッキーだった
眠くてだる~い中、高瀬ダムを出発。
いきなりトンネルをくぐり、吊橋を渡って河原を少し歩くといよいよブナ立尾根の急登の始まり。
登山道には1~12の番号の札が立っており、最初が12で最後が1と、これを目安に登っていく。必ずしも均等ではないがいい目安。
最初の12~9位までは道が狭く、途中で休めるようなスペースもないため結構キツく感じた
天気は曇りか霧で気温はあまり高くなかいが樹林帯の急登で蒸し暑く汗がダラダラで、テン泊装備の荷物も重くペースは上がらない・・。
もっと人が多いかと思ったが最初のうちすれ違う人がパラパラといたが静かな登り。登りもトレラン風の2人に追い抜かれ、5人位追い抜いただけで閑散。
景色の楽しみもほとんど無い中黙々と登り、三角点を過ぎてしばらく行くとやっと傾斜が緩み明るく開けて稜線へ。
ガスが多いながらも赤牛や薬師が見えてくる
(写真は薬師)
気分も少し晴れたところで、稜線をちょっとだけ降りて烏帽子小屋に到着
早速小屋で幕営料金¥500を支払い、歩いて2分位のテントサイトへ行って設営。
結構混んでいたがまあまあの場所に張れた
設営後は烏帽子のピストンへ。
コマクサの咲く白砂のような道を歩く。
前烏帽子山頂
自分がブナ立尾根を登ったのは後の方だったので、先行者が続々と降りて来てすれ違う。
「今行くと空いてていいよ~!」と声を掛けられる。
それまでガスがかかっていて見えなかった烏帽子が急に晴れてきたところで山頂への最後の登り。
岩場のクサリをちょっと登った所が山頂。見た目よりあっけなかった
風があって涼しい山頂で赤牛や薬師、直下の池糖やら束の間の景色を楽しんだ
前烏帽子&三ツ岳
山頂を踏んだ後はゆったり烏帽子小屋まで戻りビールを買ってテントに戻る。
まだ時間が早いのでノンビリ。地図を眺めたりしながら軽く夕食を作って早々に寝た。
夜中に目が覚めたら、少し雨が降ったりしてテンションダウン
やはり翌日は竹村新道からの湯俣温泉は止めて、野口五郎までのピストンにして、烏帽子小屋まで戻って調子が悪くなければそのまま下山することにした。
2日目
2010年8月9日(月)
行程
烏帽子小屋5:32~ 三ツ岳6:25/6:30~ 野口五郎岳7:57/8:08~ 野口五郎小屋8:15/8:40~
三ツ岳9:57~ 烏帽子小屋10:40/11:40~ 三角点12:21/12:28~ 高瀬ダム14:09~七倉
~大町~自宅19:40
翌朝は真っ暗なうちから周りのテントの人達は撤収が始まる。
ノンビリ5時前の明るくなった頃テントの外に出ると、もう半数以上のは引き払った後で、さすがに皆出足が早い。
天気はガスガスでテンションはまたまたかなりダウン。
自分もゆったり軽い朝食を摂って5時半過ぎに大量の水と少量の食物だけ持って他の荷物をテントに置いて軽くして出発。
まずは三ツ岳の登り
朝イチはあまりピッチが上がらないが、前日後半より足の調子は悪くない
振り向けば烏帽子&立山・御山谷
三ツ岳直下までの登りはコマクサが点々と咲いている中で天気も次第に回復
前方左手に槍と穂高が被って見えてくる
奇岩の目立つ三ツ岳~野口五郎の稜線
次第にテンションも回復。三ツ岳を過ぎて展望コースとお花畑コースと分かれてる場所は巻きの方のお花畑コースを選択。
雪渓が残ってる場所はチングルマやハクサンイチゲ等が咲き乱れ、いい雰囲気
野口五郎岳までの稜線は小さなピークはほとんど適当に巻き道となっておりアップダウンは少ない。
遠くにたぶん富山湾&能登半島がボンヤリ
右手に赤牛と奥に薬師
そして水晶も見事
なかなか野口五郎のピークらしき姿が見えないと思っていて、まだかまだか・・もう少しだろうと思ったピークの先にやっと見えた。
そして、やや下った左手に野口五郎小屋
小屋には寄らずまずは山頂へ・・
やはり予想通りの素晴らしい景色
水晶とか野口五郎あたりが北アルプスのど真ん中って感じで人口物が何も見えないとこがいい。
槍~西鎌~笠
笠~鷲羽~ワリモ(野口五郎の先の縦走路)
のっぺりした広々とした山頂で素晴らしい景色を楽しんだ後は野口五郎小屋で一息。
軽く食べてスポーツドリンクを買ったら今度は来た道を戻る。
(この先の縦走路に行きたかったなぁ~・・・)
あとは体力を温存しながらゆっくり歩き、烏帽子のテントに到着。
下山する体力も十分残っていたので、そのままテントを撤収して下山することに・・。
烏帽子小屋上の稜線から携帯で高瀬ダムからのタクシーを予約。
コースタイムが4時間半だったが、3時間半後に予約したのでやや早足で降りる。
そんなに飛ばしたわけではないが、休憩時間を少なくして降りたため2時間半で降りてしまった。それでも高瀬ダムではタクシーが早々待っていたのですぐに乗って七倉へ。
七倉からは大町温泉の某宿の温泉に浸かり、新行の「山品」で蕎麦を食べて帰路に。
さすがに平日なので渋滞無しで家に着いた。
あとがき
ブナ立尾根は急登で有名だが、樹林帯で展望がほとんど無いのがいやらしい・・。
笠新道の前半ととちょっと似てたが・・眺望はこちらの方が無い。
予定していた竹村新道&湯俣温泉は行かなかったがまた今度・・
しかしやはり北アルプスの中心はいいですな~・・天気も高曇りで暑くならずに良かった
今度は時間も何も気にならない時に気ままにノンビリ歩きたい。。
←応援でぽちっとよろしくお願いします。
1日目
2010年8月8日(日)
行程
自宅3:30~(車)七倉7:00/7:15~(タクシー)高瀬ダム7:25/7:32~ 三角点10:35/10:45~
烏帽子小屋11:56/13:17~ 前烏帽子13:33~ 烏帽子岳14:00/14:08~ 烏帽子小屋14:58
会社の夏休みが変則でお盆前の平日も休めることになったので、さて何処へ・・
あまり長い日程も取れないのでサクっと裏銀座の雰囲気を少し味わうことにした。
計画では、高瀬ダム~烏帽子岳~野口五郎岳~湯俣温泉~高瀬ダムという高瀬ダムをぐるっと廻ることにしたのだが・・・
朝の運転はいつもかったるい。今回は単独なのでなおさら・・
予定では七倉から高瀬ダムへのタクシー通行可能開始時刻の6時半に合わせて到着・出発するつもりだったが、途中で眠くなってしまいノロノロ休憩しながら運転したため予定より1時間近く遅れて到着。
準備していてストックを忘れたことが発覚。急登にストック無しでは大変なので木の棒を探したらすぐに丁度いいのが見つかりラッキー・・
七倉から高瀬ダムへのタクシーはちょうど湯俣温泉に行く人2名と相乗りになってラッキーだった
眠くてだる~い中、高瀬ダムを出発。
いきなりトンネルをくぐり、吊橋を渡って河原を少し歩くといよいよブナ立尾根の急登の始まり。
登山道には1~12の番号の札が立っており、最初が12で最後が1と、これを目安に登っていく。必ずしも均等ではないがいい目安。
最初の12~9位までは道が狭く、途中で休めるようなスペースもないため結構キツく感じた
天気は曇りか霧で気温はあまり高くなかいが樹林帯の急登で蒸し暑く汗がダラダラで、テン泊装備の荷物も重くペースは上がらない・・。
もっと人が多いかと思ったが最初のうちすれ違う人がパラパラといたが静かな登り。登りもトレラン風の2人に追い抜かれ、5人位追い抜いただけで閑散。
景色の楽しみもほとんど無い中黙々と登り、三角点を過ぎてしばらく行くとやっと傾斜が緩み明るく開けて稜線へ。
ガスが多いながらも赤牛や薬師が見えてくる
(写真は薬師)
気分も少し晴れたところで、稜線をちょっとだけ降りて烏帽子小屋に到着
早速小屋で幕営料金¥500を支払い、歩いて2分位のテントサイトへ行って設営。
結構混んでいたがまあまあの場所に張れた
設営後は烏帽子のピストンへ。
コマクサの咲く白砂のような道を歩く。
前烏帽子山頂
自分がブナ立尾根を登ったのは後の方だったので、先行者が続々と降りて来てすれ違う。
「今行くと空いてていいよ~!」と声を掛けられる。
それまでガスがかかっていて見えなかった烏帽子が急に晴れてきたところで山頂への最後の登り。
岩場のクサリをちょっと登った所が山頂。見た目よりあっけなかった
風があって涼しい山頂で赤牛や薬師、直下の池糖やら束の間の景色を楽しんだ
前烏帽子&三ツ岳
山頂を踏んだ後はゆったり烏帽子小屋まで戻りビールを買ってテントに戻る。
まだ時間が早いのでノンビリ。地図を眺めたりしながら軽く夕食を作って早々に寝た。
夜中に目が覚めたら、少し雨が降ったりしてテンションダウン
やはり翌日は竹村新道からの湯俣温泉は止めて、野口五郎までのピストンにして、烏帽子小屋まで戻って調子が悪くなければそのまま下山することにした。
2日目
2010年8月9日(月)
行程
烏帽子小屋5:32~ 三ツ岳6:25/6:30~ 野口五郎岳7:57/8:08~ 野口五郎小屋8:15/8:40~
三ツ岳9:57~ 烏帽子小屋10:40/11:40~ 三角点12:21/12:28~ 高瀬ダム14:09~七倉
~大町~自宅19:40
翌朝は真っ暗なうちから周りのテントの人達は撤収が始まる。
ノンビリ5時前の明るくなった頃テントの外に出ると、もう半数以上のは引き払った後で、さすがに皆出足が早い。
天気はガスガスでテンションはまたまたかなりダウン。
自分もゆったり軽い朝食を摂って5時半過ぎに大量の水と少量の食物だけ持って他の荷物をテントに置いて軽くして出発。
まずは三ツ岳の登り
朝イチはあまりピッチが上がらないが、前日後半より足の調子は悪くない
振り向けば烏帽子&立山・御山谷
三ツ岳直下までの登りはコマクサが点々と咲いている中で天気も次第に回復
前方左手に槍と穂高が被って見えてくる
奇岩の目立つ三ツ岳~野口五郎の稜線
次第にテンションも回復。三ツ岳を過ぎて展望コースとお花畑コースと分かれてる場所は巻きの方のお花畑コースを選択。
雪渓が残ってる場所はチングルマやハクサンイチゲ等が咲き乱れ、いい雰囲気
野口五郎岳までの稜線は小さなピークはほとんど適当に巻き道となっておりアップダウンは少ない。
遠くにたぶん富山湾&能登半島がボンヤリ
右手に赤牛と奥に薬師
そして水晶も見事
なかなか野口五郎のピークらしき姿が見えないと思っていて、まだかまだか・・もう少しだろうと思ったピークの先にやっと見えた。
そして、やや下った左手に野口五郎小屋
小屋には寄らずまずは山頂へ・・
やはり予想通りの素晴らしい景色
水晶とか野口五郎あたりが北アルプスのど真ん中って感じで人口物が何も見えないとこがいい。
槍~西鎌~笠
笠~鷲羽~ワリモ(野口五郎の先の縦走路)
のっぺりした広々とした山頂で素晴らしい景色を楽しんだ後は野口五郎小屋で一息。
軽く食べてスポーツドリンクを買ったら今度は来た道を戻る。
(この先の縦走路に行きたかったなぁ~・・・)
あとは体力を温存しながらゆっくり歩き、烏帽子のテントに到着。
下山する体力も十分残っていたので、そのままテントを撤収して下山することに・・。
烏帽子小屋上の稜線から携帯で高瀬ダムからのタクシーを予約。
コースタイムが4時間半だったが、3時間半後に予約したのでやや早足で降りる。
そんなに飛ばしたわけではないが、休憩時間を少なくして降りたため2時間半で降りてしまった。それでも高瀬ダムではタクシーが早々待っていたのですぐに乗って七倉へ。
七倉からは大町温泉の某宿の温泉に浸かり、新行の「山品」で蕎麦を食べて帰路に。
さすがに平日なので渋滞無しで家に着いた。
あとがき
ブナ立尾根は急登で有名だが、樹林帯で展望がほとんど無いのがいやらしい・・。
笠新道の前半ととちょっと似てたが・・眺望はこちらの方が無い。
予定していた竹村新道&湯俣温泉は行かなかったがまた今度・・
しかしやはり北アルプスの中心はいいですな~・・天気も高曇りで暑くならずに良かった
今度は時間も何も気にならない時に気ままにノンビリ歩きたい。。
←応援でぽちっとよろしくお願いします。
野口五郎から先が写真でも
ヨダレものでしたので
さぞや後ろ髪ひかれながらの下山だったでしょう。
ハゥ、登りたいです(^^;
今回は同行できず、スイマセン。
ブナ立てを登るのはシンドかったと思いますが、幕営山行にもすっかり慣れてきたようですね。また、天気もまずまずだったようで。
こちらの復活は、当分なさそう?ですが、、
まあ、またいつの日か、、同行させて
頂く時が来るかと。。
Takemaru
アルプス。。。どこまでも歩いてみたい
ってすぐバテるんですけどね(笑)。
裏銀はやはり静かでいいですね~♪
車の回収とか考えなければ好きな所に縦走して行けるんだけど・・・ってことで出発地点に戻らなければならないとこがツライとこですね・・。
今度は何も考えずにノンビリ縦走したいです。。
今回は天気は高曇りで暑くならずに最高だったよ。
1泊2日だと少しだけキツイけどなんとかなったんじゃないのかね~。
幕営だと荷物重いけどなんとかなっちゃうもんだね。。
またチャンスあったらヨロシク。
前回は白馬か今回のコースか迷ったんですけどね。。手短に空いてるアルプスを味わうにはなかなかいいコースでしたよ。
今度長~い縦走是非行きましょ。。
足は十分過ぎる程速いのでOKですよん。
そして野口五郎の大展望。
ほんと素晴らしいですよね、そうそう、この「北アルプスど真ん中」感がもうタマリマセンよねぇ~。歩く人も少なく、静かなところもまたヨイ。
ああ、また行きたい。
暑くなくて、しかも展望もバッチリで、スバラシイですね。
このあたりは私も、またノンビリまったり歩きたいです♪
3~4日前の方が暑かったけど天気良かったんじゃないですか~!?
やっぱり時間があれば足は北アルプスのど真ん中を目指すようになっちゃいますね~。
今回もカンカン照りに合わずに助かりました。。
ただしかなりヘタって帰ってきましたが・・(苦笑)
赤牛が大きく見えるこのコース、いいですね!
確かにテントは混んでる小屋と比べると気ままに過ごせて快適です。。荷の重さも山スキーの担ぎで小屋泊まりと同じか軽い位なんでOKでした。。道具の進化に感謝ですね~。
ブナ立てが七倉から歩きだと2時間位の+なんで確かにキツイかな~・・交通の便にも感謝かな・・。
今回登ってからだけどMINMINさんの3年前のキロク見たよ(針ノ木~新穂高の)