〈シーン1〉
水田の父 「いい歳してフラフラしてたコイツが結婚だなんて…。
結婚もできんような大人は一人前とは言えんですからね。子供が結婚するまでは親は死んでも死にきれんですよ。」
水田 「そんな大袈裟な…」
水田の父 「親ってもんはな、みんなこう思ってるだよ。親の心子知らずとはよく言ったもんだ。おまんも子供ができたら分からぁ。」
〈シーン2その夜〉
常子 「かかもやはり私に結婚して欲しいですか?」
かか(母) 「なぁに?急に…」
常子 「いや、水田さんのお父様がおっしゃってたじゃないですか、“子供が結婚するまで親は死んでも死にきれない”と…。
結婚して巣だっていくまではかかも安心できませんか?」
かか 「私たちの世代はそう思う人がほとんどでしょうね。私もできればあなたも美子も素敵な方と出会って幸せに暮らして欲しいとは思っているわ。
でもね、それはその方が安心だからと言うことじゃなくて、それが私に想像できる限界だからかも…
あなたを見ていると、幸せの形は一つではないのかなと思うわ。
結婚しなくてもあなたは十分に一人前です。
それは確かよ。」
〈シーン3〉
鞠子(新婦) 「かか、今まで本当にお世話になりました。
私かかのようになります。
いつも家族を陰ながら支えて守ってくれる。
そんな憧れのかかのような存在に…」
かか 「鞠子…、幸せにね…」
鞠子 「はい。」
(連続テレビ小説“とと姉ちゃん”より抜粋)
シーン1はあれだねぇ…
田舎の無粋な男って感じ丸出しね。
未婚の姉と妹がその場にいるのにね。
昭和30年あたりの話だけど、この時の常識はそうだったに違いない。
今これ言っちゃったらなんちゃらハラスメントで訴えられるよね。
今、めんどくさいから…
シーン2
それを気にした常子(主人公未婚、妹が先に結婚)が母親に聞くシーン。
しかし、物語として脚色されてはいるけど、お母さん素敵ですねぇ~。
泣きそうです。(ノ_<。)
まあ、常子は起業してる社長さんですからね。十分一人前ですよね。
シーン3
でたこれ…
無関係でも泣きそうです。
娘が(いたら)嫁にいくような歳なのかな…
平成28年、それから60年超。
価値観も多様化しました。
私は独身子供なしの企業家。
常子と同じです。
もし、私に娘がいたら…
人に秀でた才能なくとも、素敵な方に愛され、大事にされ、孤独に苛まれず、苦労することなく生涯を終えて欲しいと思っています。
父がサラリーマンの家でした。
「人に雇われる生き方はするな」
そう言われて育った弟も起業しています。
昨夜来たお客様はご実家が自営だったそうで「サラリーマンになれ」と言われて育ったと聞きました。
どちらも自分の苦労を子にはさせたくないと思った台詞なんでしょう。
親の心配や子を思う心が台詞になると、子にとってプレッシャーだったり鬱陶しかったりする時もあるんだよね…。
でもさ
時代は変わっても、そう言うのは変わらないのかなぁと思います。
水田の父 「いい歳してフラフラしてたコイツが結婚だなんて…。
結婚もできんような大人は一人前とは言えんですからね。子供が結婚するまでは親は死んでも死にきれんですよ。」
水田 「そんな大袈裟な…」
水田の父 「親ってもんはな、みんなこう思ってるだよ。親の心子知らずとはよく言ったもんだ。おまんも子供ができたら分からぁ。」
〈シーン2その夜〉
常子 「かかもやはり私に結婚して欲しいですか?」
かか(母) 「なぁに?急に…」
常子 「いや、水田さんのお父様がおっしゃってたじゃないですか、“子供が結婚するまで親は死んでも死にきれない”と…。
結婚して巣だっていくまではかかも安心できませんか?」
かか 「私たちの世代はそう思う人がほとんどでしょうね。私もできればあなたも美子も素敵な方と出会って幸せに暮らして欲しいとは思っているわ。
でもね、それはその方が安心だからと言うことじゃなくて、それが私に想像できる限界だからかも…
あなたを見ていると、幸せの形は一つではないのかなと思うわ。
結婚しなくてもあなたは十分に一人前です。
それは確かよ。」
〈シーン3〉
鞠子(新婦) 「かか、今まで本当にお世話になりました。
私かかのようになります。
いつも家族を陰ながら支えて守ってくれる。
そんな憧れのかかのような存在に…」
かか 「鞠子…、幸せにね…」
鞠子 「はい。」
(連続テレビ小説“とと姉ちゃん”より抜粋)
シーン1はあれだねぇ…
田舎の無粋な男って感じ丸出しね。
未婚の姉と妹がその場にいるのにね。
昭和30年あたりの話だけど、この時の常識はそうだったに違いない。
今これ言っちゃったらなんちゃらハラスメントで訴えられるよね。
今、めんどくさいから…
シーン2
それを気にした常子(主人公未婚、妹が先に結婚)が母親に聞くシーン。
しかし、物語として脚色されてはいるけど、お母さん素敵ですねぇ~。
泣きそうです。(ノ_<。)
まあ、常子は起業してる社長さんですからね。十分一人前ですよね。
シーン3
でたこれ…
無関係でも泣きそうです。
娘が(いたら)嫁にいくような歳なのかな…
平成28年、それから60年超。
価値観も多様化しました。
私は独身子供なしの企業家。
常子と同じです。
もし、私に娘がいたら…
人に秀でた才能なくとも、素敵な方に愛され、大事にされ、孤独に苛まれず、苦労することなく生涯を終えて欲しいと思っています。
父がサラリーマンの家でした。
「人に雇われる生き方はするな」
そう言われて育った弟も起業しています。
昨夜来たお客様はご実家が自営だったそうで「サラリーマンになれ」と言われて育ったと聞きました。
どちらも自分の苦労を子にはさせたくないと思った台詞なんでしょう。
親の心配や子を思う心が台詞になると、子にとってプレッシャーだったり鬱陶しかったりする時もあるんだよね…。
でもさ
時代は変わっても、そう言うのは変わらないのかなぁと思います。