シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

今年も

2008-12-10 21:43:01 | ニュース、時事
社会鍋の季節がやってまいりました。

毎日新聞より。
「社会鍋」始まる 100年続く明かり
「社会鍋」で知られる年末恒例の救世軍(東京)による募金活動が10日、東京・銀座など全国各地で始まった。不況風が吹き荒れる中、紺色の制服姿のメンバーがラッパを握り、力強い聖歌を奏でた。米国発祥の社会鍋は、日露戦争(1904~05年)後の失業者救済を目的に1909年、東京を中心に始まり、全国の主要都市に広がった。募金は路上生活者や生活保護家庭への援助などに充てられる。(後略)

100年目か。
12月の季語になってるぐらい日本でも定着した風景になったね。
皆さんどうぞお風邪を召しませんように。

アメリカでは募金も様変わりしているようで…
CNNより。
救世軍の「社会鍋」に変化 携帯、ネットで募金も

タイトルだけ読んで「IT時代だものなあ、募金のやり方も変わるさね」と思ったんだけど記事読んだらそんなんじゃなかった。

ジョージア州ローガンビル(CNN)キリスト教プロテスタント系の国際NGO(非政府組織)、救世軍がこの時期、全米各地に「社会鍋」を設置して行っている募金活動が、様変わりの兆候を示している。米経済低迷の影響で募金額やボランティアの数が減少し、携帯電話やインターネットを使った募金システムが登場した。
社会鍋は1890年代、救世軍のメンバーがサンフランシスコの街頭に設けたのが始まり。毎年クリスマスの時期を中心に、各地のショッピングセンターなどで募金を呼び掛けてきた。募金額も順調に増えていたが、米景気を反映して昨年は1億1800万ドル(約110億円)、前年比0.7%増と、過去8年で初めて伸び率が縮小。今年はさらに、これまで募金を寄せていた人々が逆に支援を求めるケースも目につくようになったという。社会鍋の活動に参加するボランティアの人数も不足し、募金呼び掛けの要員に時給を支払わざるを得ない地域が増えて、コストが増大している。(後略)

やっぱ景気悪いんだなあ…