〈読書会〉おもしろ☆本棚

毎月都内で読書会を開いています。
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2023年4月の課題本『少女は卒業しない』

2023-05-23 20:19:26 | ・例会レポ
久しぶりに集まったのは、ちょっと寂しい男性3名、女性3名の6人の会員と女性見学者1人。ゴールデンウイーク前の平日の夜だったせいでしょうか?以下、推薦者の個人的感想をベースに皆さんの感想、意見を加えると、今回の課題本『少女は卒業しない』(朝井リョウ、集英社、2012年)は、① 文章がうまい② 設定や構成力が優れている③ 登場する少女一人一人の描写がすばらしい④ 伏線回収が巧みという誉め言葉中心の . . . 本文を読む
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2023年2月の課題本『雪沼とその周辺』

2023-05-23 20:14:20 | ・例会レポ
堀江敏幸は『いつか王子駅で』以来の課題本です。* モノクロームの写真を見ているような印象。* 気持ちよく読めて静かに読み終わる。* タイトルに魅かれる。* 古い機械や道具に対する丁寧な思いを感じた。* 年齢を重ねてこそわかる味わいがある。* どこにでも居そうな人の生き方を掬い上げ  独特の世界を表現している。* ~さん、という呼称により読者も参加して  その話題を聴いているよう。* 小説は上手 . . . 本文を読む
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読書会「おもしろ本棚」について

おもしろ本棚について、簡単にご説明をさせていただきます。 この読書会は約40年前に発足し(古い!)、現在、文学評論等をお書きになっている 菊池 仁さんに講師をお願いしています。 ●主な活動内容 ・毎月第3土曜日(原則)午後2時~4時頃まで、千代田区内、あるいは港区内の会場で読書会を行っています(3月と8月はおやすみ)。  課題本は、出席者の投票で決定しますが、新刊もあればいわゆる名作もあり、洋の東西を問わず、 内容のカタいものもユルいものも小説もノンフィクションも、何でも読みます。決まった本は、各自で購入したり図書館で借りたりしています。 過去の課題本と例会とレポートはこのブログで紹介しているのでご覧ください。 ・読書会の進め方は、課題本推薦者を一番手に各自が雑感を述べ、講師の総評の後で思い思いに語り合う、というスタイルをとっています。 ・現在、正会員は50代~80代の30名弱ですが、特に年齢枠はなく、男女不問。  そのときどきで出席者は十数名ぐらいが集い、読書会後は自由参加の二次会も行っています。  若い頃から本が好きで、いつの間にか年をとってしまった会員も多いのですが、 最近参加された方もあれば、以前の会員が戻って来られることもあります。 ・そのほか競馬、花見、温泉旅行など、有志によるオプション企画もちらほらとあり(強制参加ではありません)、和気あいあいと活動しています。 なお、3月と8月については会員以外の方も自由にご参加いただけるオープンな回として、それぞれが最近読んでよかった本を紹介し合ったりしています。 ●会費について ・読書会の会場代や、講師への謝礼などの諸経費として、 現在は1期(6ヵ月5回)で5千円という会費をいただいています。 ●例会の見学については、「見学のご案内」をご参照ください。