大阪天王寺 あべのハルカス美術館
「奇才 江戸絵画の冒険者たち」展が開催されています。
ここで奇才とは。『従来の常識を打ち破り、斬新で個性的な表現に挑んだ』者として定義されています。
⇒奇才 江戸絵画の冒険者たち
全国から江戸時代の絵師35人の作品が展示されています。
江戸時代は様々な文化が花開き発展した時代です。
絵画も伝統的なものから新しい表現が生まれてきました。
主流派とよばれる絵画もそこには強烈な個性、新しい表現があります。
その中でも、特に個性的で、ある意味奇抜な絵も多く登場してきます。
高井 鴻山
晩年の妖怪の絵
⇒奇才 江戸絵画の冒険者たち
絵金(絵師の金蔵)
今でいうホラー的な絵でしょうか
鮮やかで強烈な色合いが印象的です
⇒奇才 江戸絵画の冒険者たち
河鍋暁斎
風刺画
蛇は政府か役人か
農民が苦しめられているようです
⇒奇才 江戸絵画の冒険者たち
先天的な資質も放っておけばただのちょっとした個性に終わることが多いです。
こうして最終的な表現にたどり着くまでに、資質もさることながら絶え間ない探求と努力があります。
分野は違いますが、野球選手のイチローが努力の天才と呼ばれる由縁もそういうことです。
ひとりひとりみんな違いますから、誰もが言ってみれば個性的です。
あとは、がんばり次第、ということでしょうね。
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