つれづれなるまゝに、野ざらし。

馬鹿ばっか大集合。

視力回復手術、LASEK(ラゼック)を体験して②

2009年02月11日 | ラゼック
地獄の一夜編

さて、手術を無事に終え、午後5時半すぎにタクシーでホテルへ。
電車で帰らなくて正解でした。
すでに涙がポロポロ、いやハラハラと流れ出てます。
大阪の夜景が目にしみるぜ。なんて余裕を言っていたのがうらめしい。
ま、腹がへるだろうからと、コンビニで飯を購入。
手術後は4時間は寝たらあかんし、いっしょに手術を受けた職場の先輩・谷やんとボーイズトークを楽しもうってコトでおにぎりやらカップラーメン、そうそうお茶も買っとかないとね。
谷やんは角膜検査に適合し、レーシックを施術。
こちらも少し涙ポロポロ。
大の四十路前男二人が涙を流しながら、おそろいのサングラスのままコンビにでお買い物。
傍目から見ると・・・・最後の晩餐コンビニで買う別れ際ホモ達

さて、ホテルの部屋に帰るころには、あれれ。様子がちょっとヘンだぞ。
い・・・いたい。チク・・・ズキ・・・・チクチク・・・・ズキズキズキ。
明らかに目玉が痛い。
手術から1時間ほどたったし、どうやら麻酔が切れてきた模様。

とりあえず、点眼をしてみる。が、変化なし。
ちゅうより、消毒薬がしみるぅぅ。
チクチクズキズキ。う、ううーん。
これが激痛なのか。いや、なぁに根性で乗り切ってみせる。
だって男の子だもん。

とりあえず谷やんとメシを食おうかってコンビニの袋をあける。
が、とっても食欲わきません。
なんでチキンカツフライ弁当なんかチョイスしちまったんだ。ワシ。
もの濃ゆいです。
食後に薬を飲まなくてはならんので無理やりカツを一枚飲み込む。
おぇ~。目が痛いだけでこんなにもなにもやる気がでないのか。
とてもボーイズトークどころではありません。
各自、部屋に撤収!
でも、谷やんは余裕がありそう・・・うまやらしい。

さて、ここからが地獄の始まり。
右目の右上がズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキッズキ♪一休さん。
いや一休みしてくれない痛みがワタクシを襲います。
そして光がまぶしい。
いや、光も痛い。
外はすでに日も落ち、あたりは暗闇。ホテルの部屋のダウンライトの明かりすら目に突き刺さります。
ベッドの横の豆球も消してしまう始末。
少しでもまぶたを越えてくる光を防ぐため、暗闇にサングラス。
これくらいでちょうどいい。

こうなれば寝てしまえばいいのでしょうが、1時間毎の点眼。
これ、結構キツイです。
ズキズキに耐えながら1時間、また1時間。
目も開けられず、ただただ痛みに耐えるだけ。
寝てしまわぬように、ケータイのアラームを1時間毎にセットするのだが、液晶画面のまぶしいこと!
チェレンコフ光並みの厳しさである。
さらに右目に続き、左目もズキズキ攻撃が始まった。

この痛さを比喩する。
シャープペンシルを直接目に押し当てて、誰かがカチリ、カチリと芯を出す感じか?
はたまた悪魔がやってきて、縫い針をプスリ、プスリと永遠に刺す感じか?
コンタクトをされた方には、埃のついたコンタクトをはめてしまい、目とコンタクトの間に異物が詰まってる状態に近いと書けばおわかりかも。
目を閉じてもだめ。体制を変えてもだめ。息を止めてもだめ。痛いぃぃぃ!
特に右目の痛みは尋常じゃない!!
「目が痛い~♪目が痛いよ~♪」と目が痛いの歌を作詞作曲し歌いながらベッドの上を転がる。
それでも痛みに変わりなし。
「我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴・・・・」般若心経を唱える。
それでも痛みに変わりなし。
なんでこんな手術をしてしまったのか。
いやしかし、すでに遅い・・・。
いやこの山を乗り切ればばら色の人生。
などと希望と絶望の問答を繰り返すがやっぱり痛い。
苦し紛れに立ち上がると、地面に置いていたさきほどのチキンカツ弁当を踏んだ。

「痛みに耐えられなかったら、この痛み止めを使ってください。ただし3回まで。」
根性で耐えてやるとかなんとか言ってたワタクシ。
これ、尋常な痛みじゃないです。
痛み止めを点眼。すると・・・痛くない。
おお~。さすが薬の力。
ここで睡眠可能な術後4時間が経過。午後10時半。
このまま眠れば明日には良くなってるさ・・・。

40分経過。
目の痛みで目がさめる。めちゃズキズキですやん。
痛み止めはあと2回。さっきからたったの40分。
しかし耐えられずに使用。すーーっと痛みが無くなり眠りに落ちる。
また40分経過。
目の痛みで・・・痛み止めの効果は40分かいな。
痛み止めを点眼。

これを朝まで繰り返す。3回の使用限度なんてなんのその。
目の治りが遅くなろうとも、文字通り目の前の痛み止めです。
眠れず、痛みに耐える一夜。
結局、朝になったところで痛みが治まったって訳じゃなかったのです。

さて、次回は右目の痛みの正体は?
余計な痛みだったのか?ワシ。編です。
コメント
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