「且坐喫茶」 南宗吹毛
( 南宗寺田島碩應師)
運び 濃茶点前
コロナ対策の一つとして
茶室と鞘の間との間にある襖を
長らく取り外していました
通常稽古の場合
稽古人が三名の時は
客は一人のみにして
一人は鞘の間に座って
見学していただいておりました
しかしながら
やや世情も落ち着いてきたことを受けて
本日は久しぶりに
襖を閉めてお稽古をいたしました
客として二人席入りし
お茶は相変わらず一服点てですが
次客への次礼や
拝見の際の出会いなど
通常の客の動きをしていただきました
ところが
しばらく一客だけの形で稽古していたので
連客がいる場合の動きを
すっかり忘れてしまったようで。。。
半座をきる方向やら
出会いの道具の返し方など
あらためて首をひねり思い出しながらの
お稽古となりました
とは言え
マスクをはずすタイミングは
2年ちかくたった今も
なかなか慣れることはなくて
ついお茶碗を手にとった後で
あわててマスクに気づく人は
毎回必ずいらっしゃいますね(^_^;)
そんなこんなで
今日は何だか笑い声の絶えない
お稽古場となりました
主菓子 通い路 鼓月製
干菓子 松風