「あぁちょうどよかった・・・
これちょっと重いけど持って帰ってくれる?
『あんのういも』いうんよ」
「アンノウイモ?」
岡山で一緒にお稽古をしているRさんが
先日の稽古場で朝一番
笑顔で手渡してくれた袋の中には
彼女が育てて収穫された
『安納芋』という
サツマイモが新聞紙に包まれて
どっさり入っていました
ご主人を亡くされて
一時は肩を落とされていたRさんですが
いつまでもふさいでばかりではいけないと
今はご自分を奮い立たせて
畑仕事に精を出していらっしゃるようです
そして季節ごとに
取れたものを私に下さいます
その彼女の気持ちが嬉しくて
いつも喜んでいただいて帰ります
さっそく
蒸し器で蒸してみました
「甘いんヨ!」と
仰ったRさんの笑顔を思い出しながら
ほくほくと美味しくいただきました