5月は5日の曙会懸釜に始まり
26日のコンサート
そして31日の相伝茶事が終わるまで
集中と緊張のひと月を過ごしました
無事に茶事も終わって
今朝は少しゆっくり寝ていようかと
思っていたのですが
昨日4時半に起きたためか
今日はアラームをかけていたわけでもないのに
どういうわけか
5時前に目が覚めてしまいました
朝5時というと
最近毎朝楽しみに
拝聴している動画があります
それは鎌倉円覚寺の
横田南嶺和尚様の
「毎日の管長日記と呼吸瞑想」
という動画です
今朝もお話に耳を傾けていたら
突然「八幡市円福寺」という言葉が
聞こえてきて
びっくりしました
八幡市の円福寺といえば
私の家から
歩いても行けるほどのところにある
禅寺です
ゆくりなくもつい最近
横田老師はこの円福寺に
お出でになられたとのことでした
勝手にご縁を感じつつ
お話をお聞きしていますと
円福寺の政道老師様が
修行僧の一人一人にお声をかけられる様子が
我が子に声をかけておられるかのごとき
慈愛が感じられるものであったとのことでした
そしてお話は
「人は変われる」
というテーマへと続きます
最後に
「人はどこかで変わることがあるものです
それを信じて
今難しいからといって
指導する側があきらめてはいけない
ということであります」
と結ばれました
心に響く言葉でした
今日は
蹲踞を洗い
道具の片付けなどをしながら
緊張の続いた心身が
少しずつ解きほぐれてゆくのを
感じつつ
一日ゆっくりと過ごしました
最後に利休様に
感謝申し上げ
御軸を巻き上げている時
ふと
来年は利休忌のお茶事を
するようにと
言われたような気がしました