表千家一期一会

4月稽古場 6

「柳緑花紅」
前大徳柳生紹尚師

鳴子百合をいただきました

もう終わっていたと思っていた
ことじ椿が下の方に一花
小さく隠れて咲いていました

今月は
六代覚々斎原叟宗左について
皆さんと勉強しました

利休・元伯による侘び茶を
深化させる一方
仙叟や宗全のみならず
織部や光悦などの道具も
好みに取り込み
大名茶の好みから
町衆・世間の流行も見据えた
自由で大らかなお茶の世界を
切り開いた家元であったことを
学びました

抱清棚

今日も
午前に3名午後から3名の方が
来られました

今月で
炉のお稽古はお終いとなります

お点前の所作の
細かい部分について
私がこれまでお習いしたことを
丁寧にお伝えさせていただきました


主菓子 藤波 鼓月製

コメント一覧

omotesenkeichigoichie
ご無沙汰しております。
お変わりなくお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか。
歌は世につれ世は歌につれ。。。
母校の学生歌の歌詞に、あらためて時代の移り変わりと共に変わらぬ人の心を感じます。
スマホの手放せない令和の時代に、旧き世の茶事を重ねる意味を自分に問い続ける今日此頃です。
雲や
薫り高い旧制ナンバー高校の話題、ご両人の偏差値の高さが思われます。
わたしも名前こそ出しませんが、画像検索して入学式に学生オーケストラ伴奏で、寮歌を学生合唱団が歌い、もう一度新入生一同が最初の一番を歌ってる映像を探し、今時(平成25年当時)は、こんな入学式をやってもらえるんだと、羨ましくなりました。
omotesenkeichigoichie
青春時代の歌を聞いて一瞬にして時空を超えるのは、古今東西不変のことと存じます。そう言えば・・・と母校の歌を思い返してみましたが、浮かんでくるのは小学校から高校まで。。。大学時代は学生歌の存在を知りませんでしたが、検索してみましたら、有名歌ではありませんがありました。
”伊吹おろしの雪消えて 木曽の流れに囁けば
光りに満てる国原の 春永劫に薫るかな。。。”
「伊吹おろし」の言葉の響きに懐かしさを覚えます。
toyoho16
「柳緑花紅」
ちょうど今の季節に相応しくていいですね。いつもながらよきお軸の数々に感じ入ります。

私も好きな禅語の一つです。
柳は緑に、花は紅に。そのままと申しますか、あるがまま の受容と味わっています。
私の専門(一応の)はカウンセリングですので「あるがまま」を一番大切にしています。
あるがままの自分、あるがままの貴方。ということで。
茶禅一味でありますが、カウンセリングも「カ禅一味」かも知れませぬ。(w) 

宋の時代の蘇軾の漢詩の言葉ですが、さらりとしていて含蓄がありますねぇ。(漢文苦手の元高校国語教師の成れの果てなんですが)

さて、来月からいよいよ風炉になりますね。炉壇のお掃除やお手入れなどもあって、ご準備も大変かと。

主菓子は鼓月さんの藤波でしたか。以前、一度頂いたことがあります。藤のお花が印象的でした。
たしか京の二条辺りに本店があったような・・・。

久々に「紅ない萌ゆる丘の花 早緑匂う岸の色 ♪」を口遊みながら、今宵これにて。yo-サン
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「稽古【洗心会】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事