昨日まで
ひとつも花の開いていなかった
木槿の枝に
今朝見ると
今年初めての花が咲いていました
感謝です
『随処楽』 (随処に楽なり)
東大寺別当道善師
心がしずまってさえいるならば
どこにいても安楽の境涯
「ただ心の閑なるを得れば
随処に楽にして
朝市と山林とを須(もち)いず」
心が寂滅であれば
朝市の喧騒の中と
山林の寂滅とを分かつことなく
常に安楽であるということ
(「茶席の禅語大辞典」より)
たとえ
まわりに様々な雑音が鳴っていても
自分自身の内に雑音を鳴らさない限り
いつも楽しく心穏やか
平水指 薄茶点前
主菓子 なでしこ 鼓月製