大西清右衛門美術館で開かれている
春季企画展「幕末明治の茶ノ湯釜」に
出かけてきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/8b/faa17952142c142b70c72c46d99c1cf6.jpg)
幕末から明治の
11代浄寿(1808-1875)の作品を中心に
室町時代の古天明望月釜や
辻与次郎の蔦地繰口万代屋釜なども
展示されていました
惺斎好の濡烏釜もありました
ちょうど先日
東京国立博物館で
紹鴎所持の「濡烏」を見たばかりなので
印象に残りました
帰りに受付のところで
釜の扱いについて
少しおたずねさせていただきました
古い釜で
内側が傷んでいるように見えても
お湯が変な味がしなければ大丈夫
底の「鳴り」が
経年とともに
はがれていても問題なし
基本的には
「釜は漏らなければいい」のだそうです
「素手で扱っても大丈夫」と言われたのには
ちょっと驚きました
もっと詳しく知りたければ
鑑賞会などに参加して
直接清右衛門さんに質問したらよいと
言われたので
機会があれば是非一度参加してみたいと思います