明日は冬至
社中の方から
お庭に実った大柚子と柚子をいただきました
文人に倣って
盛物の床飾りをしてみました
『三冬枯木花』
前大徳一甫師
「三冬」とは 陰暦の十月 十一月 十二月のこと
人はその人生の中で
「万事休す」
「なぜ 自分はこんな目にあうのだ・・・」
と やりきれない思いに押しつぶされそうになったことが
一度や二度はあるのではないでしょうか
また その中で苦しんでいるうちに
何かのきっかけで
ふと新しい一歩を踏み出すことができたり
もがきながらも
気がつくと
あれほど暗かった闇夜から
いつしか這い出している自分に気づくこともあるでしょう
窮すれば変じ 変ずれば通ず
その実体験は
どんな言葉よりも 自分を勇気付けてくれる
一番の宝物だと
私は思います
仕組点
藪柑子 鼓月製
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